工場経営をしてる知人と話してると、「趣味(息抜き)は量子物理学」との話が出てきた。研究者ならともかく、そうでない人の趣味が物理学とは、面白いと思い、質問攻めにした、、、。この知人、激務だ。香港、華南、東京、大阪、台北を定期的に、行ったり来たりしている。その移動にも時間取られるし、管理すべき分野も多い。その知人にとっての息抜きの場が、物理学の勉強らしい。主に夜、この物理学の勉強をするようだ。物理学というと難解で眠くなりそうだが、この知人にとっては、最高の気分転換の場とか。古典物理学とか、ヒッグス粒子とか、ニュートン、アインシュタインとかの名前を出しながら、いろんな説明を受けたが、ほとんど理解出来なかった。(ちなみに、ヒッグス粒子は、神の粒子と呼ばれているようだ。)しかし、この知人、昼間は戦場のような激しい世界で闘い、夜は100億年単位で物事を考えている、、。そのギャップの大きさに驚くが、知人なりにうまくバランスをとっているのだろう。何とも面白い。
この知人と話していると、150億年とか、2兆億年という時間軸が出てくる。細かい事に拘らなくなるのだろう。