先日知り合ったベトナム人。日本の業界内の展示会に出向き、出店してる会社や来客に営業して回るようだ。「嫌な顔されるでしょう」との質問には、「それはそうですが、100人あたって、5人乗ってくれれば御の字ですよ」との回答だった、、、。この彼の回答、教えられる事は多い。展示会中の忙しい中での営業、当然嫌がられる。100人が100人面倒臭い奴だと思うだろう。そう思うと、なかなかやる気も失せるもの。だが、この彼の場合は、断られるのを前提でいく。「数人でも名刺交換ができ、メルマガを流せれば次に繋がる。商談が出来るものなら、御の字」。こういった気持ちで、ぶち当たっていくようだ。展示会場の中では珍しいベトナム人。流暢な日本語を話し、そのスマートさがすぐに伝わる彼には、好意的な反応が多いようで、日本への旅費、経費等を考えても、十分ペイする成果が得られるようだ、、。断られる事を前提でのアプローチ、やり方も大分変わってくるのだろう。色んな事を教えられた。
ところで、このスマートなベトナム人、将来の夢は、アクセンチュアやボストンコンサルティング並みの世界的なコンサルテイングファームを作る事とか。十分可能だろう。