以前の香港では、4つある地上波が、すべてW杯の試合を中継。どのチャンネルでも、同じW杯の試合中継だったので、驚いた記憶がある。ところが、今では、有料チャンネルのみで放送。地上波では、生のサッカーの試合を見ることが出来ない、、、。W杯の開催地ブラジル。スタジアムや、その近くで売られるのは、大会スポンサーの清涼飲料、ビール、ハンバーガー。競技場近くの商店はすべて休業。屋台もないため、少ない時間を都合して、折角ブラジルまできた人達が、スタジアムやその近くで、地元の味に触れ合う事ができない。飲食物の持ち込みも出来ないので、場内では、大会スポンサーの清涼飲料やビールを飲むしか手がない。これが、主催者と協賛者の利益を追求するライセンスビジネスだと言えるが、何か味気なさを感じる。大会が大きくなればなるほど、主催者、協賛者の発言が大きくなる。すると、彼らは、自分らに都合のいい仕組みを考えだす。しかしこれらは、純粋に試合を楽しむ人達のものではない、、。W杯が地上波で見れた時代が懐かしい。
W杯もこのまま膨張すると、もっともっと味気ないものになる恐れもある。難しい。