先日会った知人と話してたら、1時間の間に「経済合理性」という言葉が10回近く飛び出した。経済合理的に動く効用を説く話が、延々と続いた、、、。取引先の会社に、挨拶に出向いた。その際、喉が渇き、アポの時間まで少しあったので、コンビニに飛び込み、リポビタンを購入しようとした。レジに持って行くと、店員が、「1本19.5香港ドルだけど、2本だと22.9ドル。2本の方が得だから、もう1つ持ってきたら」と言った。確かにこの料金体系だと、2本買った方が得。知人から、経済合理性の話を聞いた後だったので、薦められるまま2本購入した。ところが、この外出、鞄を持ってきてない。初めて訪問する会社で、リポビタンを下げて行くのはおかしい。「1本どうですか」、と勧めるのはもっとおかしい。ということで、経済合理性に釣られて買った2本のリポビタン、一挙に飲み干すことになり、ちょっと気持ち悪くなった、、。経済合理性も状況による。この件、よく理解出来た。
「経済的には得でも実際は損」、こんなケース多々ありそうだ。