中国では、年2回、生地関係のインターテキスタイルの展示会が開催されるようだ。北京が春で、上海が秋。これが、長い間の恒例だったようだ、、、。上海近郊で、生地関係の仕事をしてる知人と話していると、このインターテキスタイルの展示会の春の部分も上海で行われるようになり、今現在は、春秋とも上海開催という形になったようだ。その理由は、悪名高い北京のPM2.5。北京のPM2.5は物凄いとの噂が広がってるようで、ビジネスマンが北京に行きたがらないようだ。でも、これ北京にとっては、由々しき問題。スモッグや大気汚染が悪いと思われる北京行きを躊躇するビジネスマンがいかに多いか、という事だろう。展示会主催会社からすれば、来訪者の数が死活問題になる。訪ねる人が少なければ、当然、出展者の数も減り、主催者側は収益が上げづらくなる。人が来るかどうかわからない北京よりも、いっその事、PM2.5の影響の少ない上海へ移してしまえ、という事だろう、、。展示会の「脱北京」が進むのだろう。
上海も決して空気がきれいとは言えないが、北京のひどさ、すごいものがあるのだろう。