日本贔屓な中国人の知人がいる。この知人、度々日本に行く。そのため、「日本の田舎の一軒家を買おう」と、数年前から画策していた、、、。先日、久々にこの知人と会った。日本の一軒家の話を聞いたら、その話は失くなった言う。理由は、度重なる日本の災害が原因のようだ。確かに、最近だけ例を取ってみても、広島の土砂災害を筆頭に、台風による四国の大雨、福岡の豪雨。それ以外にも、頻繁に起こる地震。それやこれやで恐れをなしたこの知人、日本別荘の考えはきっぱりと捨てたようだ。マスコミはニュースとしてこれらの災害を取り上げるが、当然話は誇張して伝えられる。すると、日本の事情のよくわからない人にとっては、日本では年がら年中、地震や台風や竜巻の災害が襲ってくるように思えるのだろう。事実、あれだけ日本贔屓だったこの知人も、日本行きの足が少しづつ遠のきつつあるようだ、、。「日本は好きな国だけど、災害が多いのが玉に瑕」。このように思っている外国人の意識、少しづつでも変えていく必要があるのだろう。
日本は災害が多いが、そのレカバリー力もすごい。そのへんをアピール出来ないのだろうか。