昨晩、旺角界隈をうろついていると、異様に込んでるパン屋があった。何の変哲もないパン屋に見えたので、興味から中に入ってみた、、、。最近、少しづつ秋の気配を感じさせるようになった香港。しかし、まだまだ暑い。で、混み合ってるこのパン屋、よく見ると何もしないで立ってる人が多い。この店の客と思われた人達の大半は、自分達のバスが来るまで、涼み場所としてこのパン屋を使ってる人達だった。面白かったので、暫く観察したが、この涼みに使ってる人達、目当てのバスが来ると、そそくさとパン屋から出て行く。お店の売り子も、特に注意しないので、涼む目的でパン屋に入ってる人達の数、なかなか減らない。ところで、店側からすれば、この件、どう評価すればいいのだろう。お店という場所を、涼み場所として使われる。が、店の収入は増えない。こう考えるか、あるいは、お店という場所を使って、たくさんの人達に喜ばれている。回り回って、この人達が顧客になってくれるだろう、こう考えるか、、。いずれにしろ、面白いものを見せてもらった。
夜の旺角は、面白い場面が多い。退屈しない。