横綱白鵬が、33回目の優勝。不滅の大記録と言われた大鵬の32回を抜き、歴代最多優勝を達成した、、、。この記念すべき優勝、13日目に早々と決めた訳だが、残りの14日、15日、どんな相撲を取るのか、注目して見ていた。14日目の日馬富士戦、千秋楽の鶴竜戦、いずれも力の入った相撲。両横綱を圧倒して、記念の優勝を全勝で決めた。さすが、白鵬。大記録を決めた後、気の緩みなど全くない、力強い完璧な優勝だった。ところで、注目されるのが今後。以前から大目標だった33回目の優勝を達成。これから、何を目標に相撲を取っていくのかわからないが、また次の春場所、優勝を飾るようだと、暫くは白鵬の時代が続くだろう。目標のない、一人旅になるわけだが、ここでも白鵬の集中力が発揮されるのか、それとも多少は淡白になっていくのか、、。いずれにしろ、前人未到の大記録達成と言っても、白鵬は、まだまだ29歳。優勝回数50回も夢ではないと思うのだが、どんなもんだろう。
しかし、白鵬の反射神経の良さは際立ってる。暫くは、白鵬の天下だろう。