衣料品の輸入卸業の知人。「商売は良くないが、利益は上がってる」と、訳のわからない事を言っていた、、、。この知人、急激な円安やコスト高の影響で、売値を上げざるえなくなったとか。その影響か、極端に売上が減ったようだ。が、この知人、銀行からのススメでアキュミュレーションという先物予約を行ったようだ。今の円ドルの為替相場が118円として、例えば110で予約、扱い額も決める。すると、今の段階では、為替差8円分得をする。それが、知人の言う、商売は良くないが、(今の段階で)利益はあがってる、という事のようだ。しかし、この先物予約、5年間継続するようで、為替が円高に触れて100円になった場合、決められた額の倍の額を処理しなければならないとか。しかし、これ、ある面、危険な商品だ。突然、世の中が円高に触れたら、目もあてられない状況に陥る、、。「いつの間にか、衣料品販売から、為替の変動に一喜一憂する金融業者のようになった」と、この知人嘆いていた。これ、本心だろう。
為替に左右される商売、ホント大変だ。