最近、香港の銀行が、その法人口座の役員、実質オーナーに対して、情報のアップデートのため、1時間程度の電話インタビューが始まった。この電話インタビュー、まず銀行から各々の顧客に電話が入り、アポ依頼をする。その後、その指定日に、綿密な電話インタビューが始まる、、、。たまたま、知人の電話インタビューを近くで聞く機会があった。個人情報から始まって、会社の登記情報、取引先の情報や口座の利用状況。事前に資料を渡しているので、それに沿って話を進めていけばいいのだが、銀行側も曖昧にしないで、すべてをきっちり聞いてくる。途中、「英語がよくわからない」と別の人間に変わるのは不可。今回の知人、英語と日本語を混ぜながらも、何とかやり取りを凌ぎきり、無事この電話インタビューを完了する事が出来た、、。しかし、英語か中国語でのやり取りが出来ない人や、言葉が出来ても事前に登記情報等の資料がないと、この電話インタビューをクリアーする事が難しい。その場合、その法人口座どうなるのだろうか。
この銀行の電話インタビューに対するサポート業務、そのうち出てくるのだろう。