クレジット(CREDIT)と言うと、国際金融では、「借入れ、借款」の意。それと同時に、当然ながら「信用」という意味もある、、、。すごくビジネスが上手く行ってる中国人起業家の紹介を受けた。この彼に、「仕事がうまくいく秘訣は何ですか?」と聞いたら、「それは、クレジット(信用)です。いかに周囲の人間に信用してもらえるか、これに尽きます」、このような趣旨の回答。話の途中、何度もクレジットという言葉が飛び出してきた。まだ若く、新進の経営者なだけに、もっと違った答え、「仕組」とか、「資金力」とか、「頭の良さ」のような答えが返ってくるかと思っていたので、「クレジット」という回答には、ちょっと驚いた。しかし、よく考えてみると、クレジットは、何をする際にも必ず必要になるもの。どんなに素晴らしい技術や腕があっても、信用がなければそれを活かす場が見いだせないし、そもそも、誰も振り向いてくれないだろう、、。中国人起業家から、ビジネスにとって大事なものを再認識させられた。いい経験だった。
国は違っても、ビジネスの基本になるもの、どこでも同じなんだろう。