先日何人かで飯を食ってる時、「寒い日にプールで泳ぐのは暖かさを感じる。新しい発見だった」旨の話をしたら、一人の先輩から、「そんなしょうもないことで喜んでるの。安上がりに出来てるな~」と言われた。その場は、「そうですねー」と話を合わせたが、実は、この発言に満更でもなかった、、、。この先輩の発言、通常は悲観的に捉えるだろうが、その時自分が思ったのは、真逆の事。いろいろ話を聞くと、人は、日常生活の細かい事の中では、喜びを感じる機会、そうそう多くないようだ。そうした中、こうしたプールの水温うんぬんで喜びを感じられるのは素晴らしい事。「細かい事の中から、喜びを見いだせる」、これ、一つの才能かもしれない。ホント、そう思った。そう言えば、いい絵を見たり、音楽を聞いたり、新しい(細かい)発見が出来ただけで、喜びを感じたりする。そこには、特別なものは何も必要ない、、。そうした意味では、ホント安上がりな人間なんだろう。
「青空になればそれだけで幸せ」という知人がいる。彼なんかも、安上がりな人間なんだろう。