今年の旧正は2月8日。月日の経つのは早いもので、旧正からすでに2週間が経過した事になる、、、。さすがに、「もう配る事もないだろう」と、お年玉の入ったライシ袋を整理しながら、「以前に比べて、お年玉の配る量が減ったな~」と思った。以前だったら、旧正月の時期は、中味は10香港ドルか20香港ドルの入ったライシの袋をたくさん用意。会社関係や知り合いで独身の人へは勿論、事務所や住居の管理人、飲食店のスタッフなど、まさにばら撒くという感じだった。それが、いつ頃からだろう、お店などで配る量が少なくなった。また、以前はこの時期になると、顔を見たことのない事務所ビルのスタッフが、満面の笑みでエレベーター前に立っていたものだが、それも少なくなった。何やかんやで、旧正の時期に配るライシの数、年々減ってきている。これ、金銭的には喜ばしい事だろうが、何か香港らしさが失われるようで、寂しくもある、、。当然だが、「時代とともに習慣も変わっていく」という事だろうか。
ところで、同じチャイニーズでありながら、大陸の方では、ライシを配る頻度、かなり少なくなる。これ、香港だけの習慣なんだろうか。