2月25日(木)「手書きの評価」

米国法人の社長を長年続けてきた先輩。提出された書類や履歴書が手書きだったら、「見ないで破棄していた」と言っていた、、、。新聞を読んでたら、作家の向田邦子が乱筆だった旨、書かれていた。何でも、その書きなぐった字を見て、「手紙」が「牛乳」、「嫉妬」が「猿股」に見えたというから凄い。判読不明の「乱れ字」だったのだろう。ところで、乱筆度合いには自信がある。丁寧に書けばそうでもないが、急いで書いた時など、後で見返してみて、自分でも判別できない。自分が見てもわからないぐらいだから、他人には理解不能な厄介なシロモノだろう。が、乱筆でありながら、時たま手書きで絵葉書を送ったりする。手書きの方が、気持ちが伝わって喜ばれるだろうと思っての事だが、これ、先の先輩からすると、全く理解できないようだ。「達筆すぎて、相手に読みにくい手書きより、タイプしたほうが、読み易くて数段いい」、、。アメリカナイズされた先輩の話、100%同意はできないが、参考になる。

手書きで書いたものを喜ぶ人もいれば、全く評価しない人もいる。面白い。

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