中国出入境の際に、パスポートを提示した。が、このパスポート、ほとんど判子を押す空欄がない。係員が露骨に嫌な顔をしながら、やっと見つけたスペースに判を押した、、、。毎朝、走っているが、今日はどんな1日になるか、考えながら走る。で、走りながら、「パスポートの更新が必要だな」と思い至った。その際、①「何時ぐらいに更新作業に出かけられるか」、②「どのような書類が必要になるか」、これらを考えなくてはいけないと頭では理解した。しかし、人間の脳とは不思議なもので、一度に複数の事を考えられない。何時に領事館に出かけるかという時間調整は一つの考えで、もう一つの、どのような書類が必要になるか(戸籍謄本や写真等)、これは全く別物である事がわかった。本来なら、パスポート更新とういう括りの中、日時調整や必要書類の確認等、同じ部分での作業かと思ったが、脳は、これらを一挙に取り扱うのを拒否した、、。同じパスポート更新に関する事でも、脳はきっちりと分けて対応する。面白い。
脳の機能について、深く調べてみるのも面白そうだ。