スイス人の知人が、「日本では、あまりに説明が多過ぎてうんざりする」と言っていた、、、。昨晩、都内で電車を待ってると、面白いアナウンスがあった。「危ないでので、柵から顔や手を出さないようにして下さい」、と。ここでは、通路から落ちないように、ホームに柵があるのだが、その柵の上から手や顔を出さないようにとの注意勧告だ。ふと、このアナウンス、「誰に向けてのものだろう」と思った。幼児が、柵の上から手をだすのは不可能なので、それ以上の人達になる。すると、小学校高学年、中学生が対象だろうか。しかし、彼らぐらいの年齢になると、高速で電車が入ってくるのに、手や顔を出せば、大惨事になる事はすぐわかるはず。注意を喚起するのはいい事だと思うが、その説明丁寧過ぎる。モンスタークレイマーの存在を気にしての事だと思うが、一体どうなんだろう。先のスイス人は、「欧州の飛行機でも電車でも、そのアナウンスは驚くほど少ない。日本は、公的機関が国民を信用してないのでは」と言っていた、、。日本、至れり尽くせりの社会なんだろう。
気をつけてみると、面白いアナウンス、案外多いものだ。