テレビ朝日系列の「世界の車窓から」は、30年近く続く長寿番組。それだけ、車窓からの景色を楽しみにしてる人が多いという事だろう、、、。久々に、博多ー鹿児島間の九州新幹線を利用した。たまには、のんびりと車窓でも楽しもうと乗り込んだのだが、トンネルの連続。かろうじで、出水ー水俣間で東シナ海が見えたのと、熊本ー久留米間の景色、これぐらいだろうか。通常のローカル路線とは違い、新幹線からの車窓、イマイチだった。これが、例えば、宮崎ー鹿児島間のローカル路線だと、海沿いに走っていくので、雄大な桜島の風景を十分に楽しむ事ができる。が、新幹線だと、確かに鹿児島ー博多間が2時間弱。早いのだが、ローカル電車のような情緒は味わえない。こうしてみると、技術は進み、時間短縮は出来たとしても、そこでは、ゆっくりと物事を楽しむという点は、失われつつあるのだろう、、。快調に飛ばす新幹線に乗りながら、そんな事を思った。今度は、鈍行電車でゆっくり移動してみよう。
乗りオタの知人に、そのへんの事情聞いてみよう。