行き付けのジム(ホテルの中にある)のサウナで汗を流していると、欧米人風の人が入ってきた。聞けば、ドイツ人だと言う。簡単な挨拶の後、「何故、このホテルを使ってる。ドイツ資本だからか?」と聞いてみた。すると、このドイツ人、「いや、ホテルの質やサービス事体、特に気に入ってる訳ではない。ただ、部屋に置かれているここのひげ剃りクリームが気に入ってる。そのため、ここを使っている」と、、、。このドイツ人の話、深く共鳴した。いろんな国のホテル、特に日本のホテルで思うのが、ひげ剃りのクリームが置いてなかったり、貧弱だったり。(東京の行き付けのホテルも、それ以外は気に入ってるが、ひげ剃り用のクリームは置いてない。ハンドクリームを使えという事のようだ。)また、置いてあったとしても、薄いチューブに入っていて、量が足りない。ところが、ここのは立派な容器に入っていて、4、5回は使えそうなものだ、、。「たかがひげ剃りクリーム、されどひげ剃りクリーム」。馬鹿にしたものではない。
自分が評価してるものを、同じように評価してて、しかも宿泊の基準にしてる。同じような感性の人との出会い、とても嬉しいものだ。