結構稼いでいた香港人の知人。「旧正の時期の利是(お年玉)の出費が馬鹿にならない。そのため、旧正月は毎回、(利是を払わなくていいように)海外旅行に出かける事にしている」と、真面目に言っていた、、、。香港の利是は、日本のお年玉と違い、その配る対象が広い。通常、近い関係で香港ドル100程度で、ビルの管理人やお店のウエイター、ウエイトレスなどへ香港ドル20ドル程度。各々の額は少ないが、その配る対象が広いため、交友関係の広い人、顔の広い人になると、配る額も多くなる。ところで、香港のこの利是の制度、とてもいい。日頃何かとお世話になってる人達に、何の気兼ねもなく利是を配れる。これは、とても貴重で有難い事だ。先の香港人の知人ではないが、この時期の利是での払いを「出費」と思うと、嫌に思うだろう。が、これを出費ではなく、今後の円滑な関係を築くための「必要経費」と考えれば、だいぶ意識も変わってくると思うのだが、、。この時期、出来る限り、利是を配りまくろう。
わずか20香港ドル程度の気遣いで、今後のやり取りが格段にスムーズに行ったりする。その効果たるや、半端じゃない(と思う)。