昨日に続いて「利是」について、、、。住居や事務所などで日頃お世話になってる人、掃除のおばちゃんやエレベータの開け閉めをしてくれる人達に、真っ先に利是を渡そうと思うのだが、旧正月の始めの時期、決まってこうした人達はいない。代わりに、椅子に腰掛けてるのは、きっちりした恰好の偉そうな人達。彼らが、その存在を見つけると、にこやかに寄ってきて、ドアの開閉や、エレベーターのボタンを押してくれる。「一体この人誰だろう」という感じだが、新年のこの時期、いつも顔を現す。利是を渡すと、大袈裟な感じでお礼を言ってくる。旧正月の皆が休みたい時期、部下を休ませて、代わりに出勤してるのだろうが、そこには、結構な利是を受け取れるという計算もありそうだ。ところで、この偉そうな人達の利是を受け取る姿を見ながら、これと正反対の事をすればいいのにと思った。ビル管理会社の社長が、個々の顧客を出迎え、日頃のお礼とともに利是を渡す、、。こうした管理会社、すぐ有名になり、顧客もいっぱいつくと思うのだが、どんなもんだろう。
「利是」を巡るやり取り、見てて飽きない。