旧市街の聖アンナ教会のすぐ東隣、ヴィリニャ川の向こうに「ウジュビス」という地域がある。何でも、ここは2002年に独立を宣言したようだ、、、。このウジュビス(川向うという意味)は、15世紀頃から労働者、職人が住み始めたようだ。それ以降、2つの橋が掛けられるまで、旧市街から隔離され、発展もないうらびれた街だったようだ。ところが、近年、そんな雰囲気を好む芸術家や学生が移り住み、「ヴィリニュスのモンマルトル」と呼ばれるようになったとか。5つの橋を渡ってこのウジュビス共和国に行く形になるが、寂れた教会、汚い内庭、古びた家々など、ヴィリニュスとはまた違った雰囲気を味わえる、、。独自の国旗や独立憲章も持ってるこのウジュビス共和国、一見の価値ありだ。
4月1日がこのウジュビス共和国の独立記念日のようだが、実際はどんな扱いなんだろう。