もう20年以上前だが、先輩が九州の実家を訪ねた時、「この辺は、田舎だな~。車で15分走っても家が1件もない」と言った事を覚えている、、、。国土の80%以上が砂漠のナミビア。ナミブ砂漠には、絵葉書によく登場するデューン45や最深部には「ソススフレイ」がある。このソススフレイ、300メートルの高さの砂丘群が延々と続く姿は圧倒的な迫力。砂漠の真ん中に白く干上がった湖との対比は、この世のものとも思われぬ美しさだった。ところで、このナミブ砂漠のメリットはこれだけでなく、延々車で走り続けても、全く住居が見当たらない事。住居どころか、1時間ぐらいすれ違う車も人もなく延々走り続けていたような気がした、、。非日常に出逢うのが旅の醍醐味なら、まさにナミビアはうってつけの国だ。
<延々と連なるナミブ砂漠>
「15分走って家が1件もない」と言った先輩、このナミブ砂漠を経験したら、どんな反応をするのだろうか。今度、勧めてみよう。