カープとDENAのクライマックスシリーズ、大方の予想に反して、DENAの4連勝で幕を閉じた、、、。このシリーズを通して目立ったのが、ラミレス監督の積極采配。ベンチに10人の投手を置き、1イニングに4人のピッチャーを繰り出したり。かと思ったら、調子が悪いと思えば1回で先発ピッチャーをピシャリと交代。先手先手の選手起用だった。一方の緒方監督。シーズン中と同じような、ゆったりした投手起用。先発ピッチャーに5−6回投げてもらい、中継ぎ押さえには各自1イニンを完全に任す。選手を育てるにはいいが、短期決戦に即した戦術ではないように思えた、、。結局、ラミレス監督にいいようにあしらわれた緒方監督、「短期決戦には向かない(采配)」というレッテルが貼られた。
「短期決戦を勝ち上がるように勉強する」と語った緒方監督。しかし、人はそうそう変わらない。シーズン用とシリーズ用、2人監督制というのはどうなんだろう。