先日の深センで行われた昼メシ会。テーマは、「深センのIT企業・新興企業」についてだったが、この中で面白い話が出た、、、。あっと言う間に始まって、その数も膨れ上がったモバイクなどの「自転車レンタルビジネス」。深センの街を歩くと、大量の自転車がゴミ捨て場のように置かれてる光景を、よく目にする。すると、日本の感覚からすると、自転車レンタルビジネスの大きな問題点と捉え、このビジネスを失敗と位置づけるようだ。一方、台湾や香港など華僑系の経営者は、この自転車ビジネスの成功云々ではなく、そこから引き出された人々の嗜好や行動パターンなどの情報に目を向けてるので、山積みになった自転車を見ても何とも思わないとか、、。日本と中華圏経営者の視点、結構違う。
単体のビジネスに着目するか、そこから引き出される情報に重きを置くか、面白いテーマだ。
<路上に置かれたモバイクなどのレンタル自転車>