(82)ICO(仮想通貨による資金調達)の魅力と注意点

2018年10月23日(火)12時30分~14時
場所:香港/尖沙咀
テーマ:ICO(仮想通貨による資金調達)の魅力と注意点
主催:小峰氏

第82回 昼メシ会

 

ICO(仮想通貨による資金調達)の魅力と注意点

今回の昼メシ会は、OWL Hong Kong Limited Managing Director・弁護士 小峰氏主催で行われました。

ICO(Initial Coin Offering)をテーマにした昼メシ会で、皆さますでに仮想通貨を買っていらっしゃる方、これから始めようと思っている方、さまざまな参加者の中、私のような仮想通貨初心者にもわかりやすくプレゼンテーションして頂きました。

 

仮想通貨と商品券の違い

商品券…発行したお店のみ利用可

(有効期限切れや、紛失した場合は価値がない)

ICO…信頼されるエコシステムの中で、同じコインを使っている者同士が

取引できる

国家のみの特権であった通貨発行益が一般に可能

 

旧来型の仮想通貨は上がり下がりが激しく、詐欺も多かった

これからは、ハイブリット型の仮想通貨と言い、株式とコインの両方で資金調達をします

 

資金調達をするにあたって、

・日本で会社を持っていて海外の子会社を売る方法

こちらは、売却額のほとんどはオーナーに入らず日本の会社に入ります。

よって、オーナーの資金は増えない

・株式売却

時間を要する。買い手を探すのに時間がかかる。条件の良い会社であれば良いがそうでない場合、苦労する

OWL Hong Kongでは、株式とICOの両方から資金調達をしています。

 

 

ホワイトペーパーについて

ICOでは、未来予想図である“ホワイトペーパー”というものがあります。

例えばA社

“A社の作ったこのAコインがあれば、世界中の子供たちを幸せにします”

と素晴らしい言葉を並べ売ります。

購入者は最初は良いと思っていても暫くしてこのホワイトペーパーを見て、未来予想図が実行していない、疑い始める、早めに手放す、そして最終的にはコインの価値が下がる。

というような暴落につながります。

かつて25円~35円で販売していたコインが、4円になり最終的にはほぼ0円と価値のないものになってしまう話はよくあります。

 

そうならないためにも、しっかりと見極めて、専門家の話をよく聞いて相談しながらはじめるのがいいと思いました。

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