日時:2017年5月24日(水)12時30分~14時
場所:チムサーチョイ
テーマ:中国就業ビザに関する最新情報
主催:宮城 氏
2016年11月「中国が外国人就労者をランク付け」という、中国就労VISAの規制強化を図るニュースが日本でも話題になりました。
特に、外国人就労者をA類(ハイレベル人材)、B類(専門人材)、C類(一般人材)に分類しランク付けということで、外資系企業や現地で働く外国人就労者の多くが困惑している様子が広く報道されたのも記憶に新しいかと思います。
※ランクは、下記項目にチェックすることでポイント合計で判断というものです。(参照)
そして今回は、いよいよ2017年5月このランク付けが開始ということで、「深セン」における最前線の現場情報を、経営コンサルタントの宮城 紀生氏にガイダンスいただきました。
まず、【新規就労許可】については、報道された当初は、そもそも提示された基準項目が足りなかったため、ポイント数が足りず困惑が話題になりましたが、最新情報で提示された基準項目では、日本から中国に駐在する一般的な経歴のビジネスマン(大学卒業、就労経験10数年、年俸、滞在期間、中国語など)の場合、自己採点で60点以上は獲得できる(B類(専門人材)、総経理など)とのことで、安心できることを共有いただけました。さらに、A4×4Pもの盛りだくさんの情報を紹介いただきました!
一方、【更新就労許可】については、「有効期限日の30日前迄に、更新申請が必要」など、申請手続き時期の注意点はあるものの、多くの書類提出が要求されることもなく、さほど大きな規制強化にはなっていないとのこと。
当日は、VISAに精通される方が多かったので、深センのみならず、さらに広州、上海、香港のVISA事情の今昔物語が伺え、大変勉強になりました。
さらに、中国VISA最新情報について詳しく知りたい方は、「コンサルタント紹介」にてご掲載している宮城 紀生氏に、アクセスしてみてください。
そして本日は、大荒れの天気の中での開催。ご参加いただきありがとうございました!