1月21日(木)「サービス料」

香港に来た当初、飲食後のサービス料、チップについて上司から教えられた。テーブルチェックの場合は、サービス料がつき、多少のチップも払う必要がある。これに対して、伝票を渡され、会計にこちらが出向いて支払をする場合は、サービス料もつかないし、チップを払う必要もない。ずっと香港は、この習慣かと思っていた。が、最近、後者の日本式会計で、サービス料もちゃんと付いてくるケースもでてきている。時とともに、やり方、習慣も変わってくるのだろう。しかし、素人目の考えだが、サービスを重視するお店はサービス料をしっかりとって、それなりのサービスを提供する。人権費を抑え、顧客の回転を重視する店は、サービス料を省いて料金面で顧客に還元する。どちらか徹底した方が、今後生き残っていけると思うが、どんなもんだろう。

接客に自信のあるお店は、サービス料20%とか33%とか取ったらどうだろう。請求金額の3分の1が、サービス料。こんなお店がオープンしたら、ぜひ行ってみたい。どんな宣伝を打つより、いい差別化になると思うんだが、、、。



1月20日(水)「ハイチ」

最低年6回は、上海、香港、東京、米国、南米を往復しているT氏は、中南米通だ。そのT氏に、ハイチについて聞いてみた。「ハイチには、行ったことはないけど、仕事の関係で調べたことはある。ここは、中南米では珍しい、フランス語圏で、隣接のスペイン語圏ドミニカとは、関係がよくないらしい。これといった資源もない、極貧国で、大統領の独裁国家。今度の地震で、世界の目が集まり、それがいい方に向かうのでは、、、」さすがに、T氏、よく知っている。確かにドミニカといえば、A・ロッド、オルティスといったMLBのスタープレイヤーがいる。が、ハイチ出身でこれといった有名人浮かんでこない。「災い転じて福と為す」ではないが、今回の大惨事が、今後のハイチ飛躍のきっかけになれば、と思う。ちなみに、T氏によれば、中米でのおすすめはコスタリカ。治安もいいし、英語も通じるらしい。中国人後用達の英領バージン諸島(BVI)、ケイマン島は、さほど面白いところではないとのこと。自分の目で見た話は、説得力がある。「百聞は一見にしかず」だ。

このハイチ、アメリカを目指す中国人密航者の経由地らしい。中国人居住者も多いと聞く。そのせいか、香港、中国のテレビもこの「ハイチ大地震」を大きく報道している。ただ、その報道の焦点は、中国政府の援助内容、中国人平和維持活動家の援助内容、に向けられているが。でも、中国人の活動範囲、本当に広い。いつも驚かされる。



1月19日(火)「フリーペーパー全盛」

学生時代、金がなくなると、よくビラ配りのアルバイトに勤しんだ。回数を重ねるごとに、その要領もわかってきて、冬場とかは、「すみませーん」「ごめんなさーい」の言葉とともに、わきの下におし込む。このやり方、結構効果的で、短時間で配り終えた記憶がある、、、。最近の香港、至る所に無料新聞を配るスポットがある。毎朝、漢口道から金馬倫道までの5-6分の道のりを歩くが、4箇所の配布スポットある。全箇所でこれらの新聞を受け取ると、3種類X4箇所、のべ12部の新聞を受け取ることになる。配布のおばさんたちは、かなりアグレッシブだ。新聞を抱えていても、平気で自分らの持ち分を渡してくる。多分、ノルマが厳しいのだろう。でもこれは、広告主にとっては、とてもいいサービス。そのうち、フリー・ペーパーの個人宅無料配達、という時代になるんだろー。

この無料新聞、内容はそんなに変わらないと思うが、新聞の厚さにだいぶ差がある。この世界でも、勝ち組、負け組みがはっきりしてるのだろう。



1月18日(月)「トラベレーター」

世の中には、何のために存在するのかよくわからないものがある。深セン湾口岸にある遊歩道が、まさにそれだ。まずスピードが遅いし、利用してる人をなかなか見かけない。ところがこの遊歩道、面白いことに気が付いた。よく見ると、名前が付いていて、「TRAVELATOR」(扶手電梯)と書かれている。辞書で引いても、「TRAVELATOR」 という単語はない。トラベルとエスカレーターの造語だろうか。旅行の楽しい気分で利用して、とのことだろう。きっと、名付け親は、楽しい人なんだろうな、、、とこんな馬鹿なことを考えながら香港に戻ってきた。

西鉄尖東駅の遊歩道は、「MOVING WALKWAY」(自動行人道)。いたってまともな名前だ。でも、いろんな名前があって面白い。

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深セン湾の「扶手電梯」。



1月17日(日)「氷のホテル」

スエーデンの北部、北極圏に近いところに、ユッカスヤルビィという街がある。人口500人、冬の間の平均気温ー20度、極寒の小さな街らしい。ここに、冬の間だけオープンする、氷と雪で出来たホテルがあるようだ。室内温度ー5度、氷と雪でできたベッドにトナカイの皮でできた寝袋が置かれている。防寒着を着たうえで、寝袋に入るので、汗ばむような暖かさらしい。一流の氷彫刻家によってつくられた、幻想的なアート・スイートの部屋もあるようだ。また、昼間は、先住民のトナカイ遊牧も体験出来るらしい、、、。これからは、体験型旅行が主流になると思うが、室内温度ー5度のホテル、何回も、とは言わないが、ぜひ一度は泊まってみたいものだ。

ダッカに赴任してるいとこから、バングラデッシュでは12-13度で凍死する人がでる、と聞いたことがある。寒さに慣れてない人間が、室内温度ー5度に適応できるのだろうか?



1月16日(土)「続けること」

毎朝、走っている。(といっても、1キロ程度だが。)一昨年の9月からだから、まもなく500日だ。我ながら、よく続いていると思う。例えばこれが、「週3回泳ぐ」だったら、なかなか続かなかったと思う。毎日というのが、よかったんだろう。日課になってくると、今度は、止めるのが嫌になってくる。小雨の日、傘をさしながら走ったり、長距離フライトの時は、人気のない空港ゲイトを走ったりした。日課が重なれば、習慣になる。習慣になれば、今度は、止めるのが大変になってくる。面白いものだ。

毎朝走っていると、季節の変わり目に敏感になる。朝6時というと、冬至の頃は真っ暗だったが、最近は少しづつ明るくなってきている。感性を磨くのに、いいかもしれない。



1月15日(金)「呼び戻し策」

TSTのネイザン・ロード沿いに、たて続けにショッピングモールが誕生している。ハイアット・リージェンシーの跡地には、31階建ての「iSQUARE」。積み重なったギフトボックスが、コンセプトとのこと。ガラス張りで、おしゃれなこのモール、1000人規模収容の映画館もある。また、ニューアスター・ホテル跡地には、「K11」。ここは、アートとショッピングモールの融合が、コンセプトらしい。この中に、ハイアット・リージェンシー・ホテルも併設されている。これに加えて、ミラ・ホテル対面、東英ビル跡地には、「THE ONE」というモールが建設中だ。この3つのモールで、カントンロードに奪われて久しい客をネーザンに呼び戻せるだろうか、、、注目だ。

建設中の「THE ONE」の敷地を見て、あれっと思ったことがある。カーナバン道とグランビル道がクロスするあたりだが、25Mプール1個分ぐらいの隙間がある。この「THE ONE」のコンセプトは、「ITS A KIND OF MAGIC.」異常に場所代の高い香港で、この隙間、マジックの材料に使うのだろうか?

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アートショッピングモールのK11.



1月14日(木)「カリスマ経営者就任」

京セラ稲盛名誉会長の、日本航空CEO就任が決まった。稲盛会長の本は、何冊も読んだが、特に印象に残っているのは、その反省の心。どの本かは忘れたが、調子のいいことや、いばったことを言った後は、洗面所の鏡に向かって、「バカモンが」と自分を厳しく叱り付ける、、、このような内容のことが書かれていた。その謙虚で私心のなさが、カリスマ経営者として人を引き付ける所以なんだろう。「JALの従業員のため思って引き受けた、、、」は、本心だろう。77歳、しかも無給での激務への就任、心から拍手を送りたい。

長編小説「沈まぬ太陽」に描かれている御巣鷹山事件後の日本航空再建の内実は、結構えぐい。当時の内閣から経営立て直しを請われた外様会長は、労務問題と政府の後ろ盾を失い、退陣に追い込まれた、、、、。同じ過ちは、おこしてはならないと思う。



1月13日(水)「ちびっこ調教師」

息子がマジックとネコの調教に凝っている。アメリカで見たマジックショーの影響だが、日々コイン・マジックとネコの調教に余念がない。ネコというと自由きままの代名詞だが、ショーで見た猫は本当にしつけられていた。息子によると、調教の第一段階は、椅子から椅子へのジャンプ、第二段階が、椅子から人間の肩へのジャンプとのこと。この二段階目が厄介らしい。なだめながら、すかしながら、日々子ネコの調教をしている。付き合わされるネコもいい迷惑だと思うが、この調教、いつまで続くことやら、、、、。

 先日、子供の「暗記する能力」と「何もないところで遊ぶ能力」、これらを比較する本を読んだ。その著者によれば、今後は後者の能力が重要視されるとのことだ。創造力のある人間が、より必要とされる時代なんだろう。 

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ネコの調教に余念のない息子。



1月12日(火)「社名の由来」

答えた後で、「なあーんだ」と言われることがある。うちの社名の由来も、その1つだ。遡ること十数年前、金鐘(アドミラリティー)の会計事務所で、シェルフカンパニーのリストを食い入るように見つめていた。社名を決めるわけだが、選ぶポイントは1つ、簡単に発音出来るもの。そこで選ばれたのが、「華世、、、、、」。華世は、広東語で「ワーサイ」、他の社名よりも簡単だった。それで、中文名は「華世」に決定。次に、「華世」を英語に直すと「CHINA WORLD」、、、、このようにして社名は簡単に決まってしまった。でも、この「CHINA WORLD」という名前、とても気に入っている。

ユニクロは当初、「UNICLO」の予定だったようだ。ただ、間違えた「UNIQLO」の方が恰好いいので、すべてを「UNIQLO」にしたようだ。いろんなストーリーがある。



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