韓国の仁川国際空港の狙いは、はっきりしている。ハブ機能強化と、トランジット客の取り込みだ。空港内も広々としてるし、施設も充実している。トランジット中に、シャワーも浴びれるし、仮眠、マッサージも受けられる。短時間のオプショナルツアーも充実している。そして、何と言っても日本語が通じやすい。日本が、やれ成田だ、羽田だと言ってる間に、地方のトランジェット客、根こそぎ仁川に持っていかれるかもしれない。手ごわい相手だ。
例えば、金沢に住む家族がスイス旅行を決めたとする。成田、関西、仁川、どこから飛ぶか家族会議になった時に、韓国ドラマで主婦層を取り込んでいる仁川は俄然有利だ。長旅で疲れた最終日、トランジツト先の仁川で、お母さんは「TVドラマツアー」、お父さんと子供は「ホテル宿泊ツアー」、、、こんな形が増えそうだ。