最近、「33歳まで、、、」「42歳での、、、」「25歳から、、、」このように顧客対象を絞り込んだ新刊本を、よく見かける。今までは、30代とか40代とかの大まかなくくりだったと思うが、より具体的になってきている。購読対象をより具体的にして、手に取ってもらう頻度を増やそう、ということだろう。確かに、自身の年齢を名指しで書かれると、ちょっとめくってみようという気になる。そこで、気の利いたコピーでも書かれていれば、買ってみるか、という気になる。書かれている内容がよければ、リピーターになっていくだろう。ところで、商売も同じだと思う。例えば、高級イタリア製コートを販売する場合も、単に巨大市場中国と漠然と販売するより、対象は42-45歳、金融機関で働く女性、場所は北京以北の寒冷大都市、、、、ぼんぼん条件をつける方が、買い手が購入し易くなる。現代は、モノと情報が氾濫している時代だ。より顧客絞込みが出来た会社が、生き残っていくのだろう。
そういえば、最近、中国のシロタクの呼び込みも、より具体的になってきたような気がする。蛇口80元、福永100元、、、。具体的な方が、交渉もまとまり易いし、顧客も安心する。