投資歴27年、相当資産も溜め込んでいるであろうF氏の、経歴は変わっている。航空機を乗り回した自衛官を、米ソ停戦で退官、会計士の資格を取り、国際会計士に。その後、自衛官と会計士で培ったスキルが最大限に活用できる場として、工場経営に参画。数年後の上場を目指す。通常、自衛官と会計士、全く異質な感じだが、F氏の中ではつながるらしい。そのF氏に、投資について聞いてみた。「株、債権、FX、いろいろやったけど、一番投資効率がいいのは、自分自身への投資。本を読み、勉強して、自身の価値をあげれば、投資先からのリターン(給料)も跳ね上がる、、、」金融商品も含めて投資全般に詳しいF氏からの回答、意外だった。「投資は経済行動学、経済は感情で動く」と言い切るF氏。投資には、自身の介在しないところでの不確定要素が多すぎる、ということだろう。他ならぬF氏からの「至言」、いい勉強になった。
F氏によると子育ても投資らしい。子供に対する20年前後の投資、リターンは子供の幸せと、彼自身の葬式を行ってもらうこととか。さすが、Fさん、投資魂にも筋金が入っている。
工場経営者F氏。