ちょっと前だが、中国のローカル経営の日本料理店で、夕食を食べた。所謂、日式というやつだ。ところが、このお店、ローカル経営でも、客の大半は日本人だ。日曜の早い時間だったが、満席。順番待ちの客もいる。なかなか、いい商売だ、、、。何が人気の秘訣何だろう。味もそこそこ、料金とのバランスが取れている。立地もいい。いい条件が揃っているが、一番は、お店のテンポじゃないかと思う。忙しいので、スタッフが皆、きびきび働く。忙しい割りに、人員を最小限に抑えているのだろう。遊んでいる人間がいない。よく見ると、会計スタッフを置いてない。仕切ってる女性が、皆に指示しながら、会計の面倒も見ている。とてもいいリズムで、仕事が流れている、、、。それ以降、レストランに入ると、キャシアーの位置、会計係りの働きぶりを、注意してみるようになった。キャシアーの配置場所を見ながら、経営者の意向を考えるのも、面白いものだ。
尖沙咀の日本食で、人気のママサンがいる夜と、いない昼で、極端に客の入りが違う店がある。飲食における、人の力は絶大だ。