香港時間の深夜に放送される事の多かった、W杯南ア大会。勝敗が分かった後に見た試合と、眠い目をこすりながら見た生の試合、その迫力、緊張感は、全然違った、、、。一連の不祥事のため、NHKが大相撲の生中継をストップ、18時からのダイジェスト放送に切り替えた。一時的な処置だと思うが、相撲協会のダメージ、大きいだろう。だが、興業的な面から見てみれば、どうだろう。11日の初日の自由席は、1時間で完売。上位陣の星の潰しあいになる後半戦、優勝争いがもつれ、白鵬の連勝も続けば、客は集まってくるだろう。今までは、TVで見ればいいやと思っていた人達も、録画だと味気ない。会場まで、駆けつける人達も多いのではないか。観客動員という部分では、生放送のストップ、マイナスだけではないような気がする。いずれにしろ、相撲協会にとっては、いい実験ケースだろう。
今場所は、白鵬、大関陣にとってもきつい場所だろう。白鳳は、世間の目をひきつけるためにも連勝記録のばしたいだろうし、大関陣も、しらけた場所にしないためにも、最後まで優勝争いに絡まなくてはならない。横綱、大関の責任大だ。