8月31日(水)「ムンバイの時間」

先日、香港空港の出発ロビーで、世界時間の表示を見て、「あれっ」と思った。香港時間、朝の8時13分、ニューヨーク、ロンドン、東京、どこも、〇時13分。ただ、1箇所、ムンバイだけが、〇時43分になっている。きれいな掲示板で、単に時間が誤って表示されてる訳ではなさそうだ、、、。「ムンバイ」というと、昔のボンベイ。インド西南部の商業都市。世界中のビジネス・マンが集まる街だ。その、ムンバイの時差が、1時間単位ではなく、30分単位というのは面白い。遠距離の外国に行くと、ただでさえ時間の管理が面倒になるののに、ここムンバイでは30分単位での修正が必要になる。ビジネスマン、観光客に、余分な負荷をかける街だ。現地時間から、+4.5時間とか、-13.5時間、何だか考えただけでも面倒だ。でも、何故、ここの時間が、30分単位での時差になってるのだろう。深い意味でもあるのだろうか。

一般のインド人は、3けたの掛け算、割り算、暗算で簡単に出来るようだ。この30分の時差、インド人の数字の強さと関係してるのだろうか?

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香港空港、世界の時間表示。



8月30日(月)「航空会社の対応」

先日、T氏からあわてた感じに、怒りを込めた声で、telが入った。香港から、大阪行きの航空券を購入。チェック・イン後、出境手続きも完了。搭乗ゲートに、10分前に到着したが、すでに航空機は閉められていた。結局、このT氏、大阪行きの飛行機に乗れなかったようだ、、、。先日、東京行きの際、このT氏の話を聞いていたので、25分前には搭乗ゲートに到着、搭乗に備えた。今回のフライト、ほぼ満席。殊の外、人の集まりがいい。乗り遅れが出たかどうかは知らないが、出発定時には、航空機が閉められ、動き出した。チェック・イン時に渡された、航空会社の注意事項にも、「少なくとも20分前には、搭乗ゲートに集まるように、そうでない場合は、飛行機に乗る事が出来ない場合もある、、」、このような旨が、書かれている。T氏には悪いが、このような航空会社の厳しい対応、歓迎だ。これにより、出発時間の遅延、少なくなるだろう。とてもいい政策だと思う。

「遅くとも20分前までには、搭乗ゲートに来ないと、飛行機に乗れない、、」、航空会社は、どのような形で、客への意識付けしていくのだろう。

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航空会社の注意事項。



8月29日(日)「秋葉原電気街事情」

外国人に、「日本」と言って連想すろのは、「さくら」、「富士山」、その次ぐらいに来るのが、いまや「秋葉原」じゃないだろうか。それぐらい、「世界の秋葉原」、外国人で賑わっている、、、。その秋葉原の、電気街を散策してしてみた。「よどばし」「石丸」など、いくつかの店を見て回ったが、面白いのは、「ラオックス」。今やすっかり外国人旅行客が、対象だ。店員も、ほとんどが外国人。家電、パソコンは、国内用、海外用に分けてるし、海外専用の台所用品、日用品も置いている。外国人用土産物類も売られていて、店を上から下まで、見て回ると、外国人、特に中国人がどのような商品を好むか、よくわかる。台所、日用品では、炊飯器、髭剃り、血圧計、磁気リング、、土産物では、刀、着物、浴衣、日本人形、日傘、、このへんが、好まれるようだ。中国人への売れ筋商品を捜すには、わざわざ中国まで出かけるよりも、秋葉原の電気街を見て回るのが、早いのかもしれない。

中国人が、かなりの数の炊飯器を買って帰るようだ。この炊飯器に、日本の高級米をつけて売るのはどうだろう。食品が難しければ、炊飯器+弁当箱で販売、日本の食文化の輸出も面白そうだ。まだまだ、チャンスはありそうだ。



8月28日(土)「病院のあり方」

千葉県郊外の病院に、友人が入院している。その友人を尋ねて、病院まで見舞いに出かけた、、、。昔から、病院jには縁がなく、ごく稀に見舞いに行く程度。病院慣れしてないからだろうか、病院、特に大きな病院の、重々しい雰囲気、苦手だ。何だか知らないが、圧倒されるし、落ち着かない。もっと、遊び心のある、明るい病院が多ければ、と思う。病院の大きな目的の一つは、早く患者の病気を治す事。治療という神聖なものを行う場所が、くだけすぎでは困るが、暖かく、明るい場所であれば、患者も安心できるし、何より病気の治りも早いような気がする。そのような病院が、たくさんできれば、いいなあ。

医療とエンターテイメント、突飛な感じだが、この組み合わせ、あってもいいと思う。楽しい病院、魅力的だ。



8月27日(金)「片寄る報道」

香港から、東京までの飛行時間は、4時間前後。長いような、短いような。ただ機中では、時間を持て余す。この飛行時間中に、退屈しのぎに日系の朝刊紙を、読み比べてみた、、、。どこの朝刊も、民主党の前幹事長の、党代表選出馬を大きく取り上げている。政治資金疑惑が晴れてないのに、代表選に出るのは、常識はずれだし、けしからん。どこも、大体このような論調だ。今は、急激な円高が進み、景気も一向に回復しない状況。このような時期に、問題もあるが、政治手腕があると思われてる辣腕代議士に託してみようとか、世論、国会でたたかれるのを覚悟の上で、よく立候補した、このような好意的な報道は、なかなか見かけない。いろんな意見があるのは、それはそれで当然だと思う。が、その報道が一方向に偏るのは、どうかと思う。ところで、この代表選、どちらが勝つのだろう。

物事には、始めから、良い物事、悪い物事がある訳ではなく、いかようにでも解釈できるものだと思う。あてる角度を変えれば、評価も変わりうると思うが、どんなもんだろう。



8月26日(木)「香港人と中国人」

こちらで生活していてよく思うが、香港の人は、「香港人としてのプライド」を人一倍持っているように思う、、、。先日の、香港人旅行客のバス・ジャック事件の、日本での報道は、「香港」からの旅行団がバス・ジャックされ、「中国人」8名が死亡、、という形の報道だった。こちらに長く住んでいると、この報道を聞いて、中国大陸の人間が、香港からマニラに遊びに行き、事件にあった、そう思った。だが、実際、被害にあったのは、香港人。でも、日本に住んでる人から見れば、香港人も中国人の一部。特に、分けて表現する必要もないだろう。外国から見れば、関西出身も東京出身も、皆同じ日本人。香港人も中国人も、他から見れば、中国人。当たり前の事を、知らされた報道だった。

香港人の中には、中国人と一緒にされる事を嫌う人も多いようだ。だからこそ、こちらでは、香港人という表現、頻繁にされるんだろう。



8月25日(水)「時価」

「時価」と言う言葉を辞書で引くと、<その時の商品としての価値>とある、、、。中国内で、たまに利用する白タクがある。運転手が、つたない広東語でも理解してくれるので、重宝している。先日、深セン内での移動で、この白タクを利用した。通常は、25人民元のところを、35元だと言う。料金が、上がったのか、と聞いてみたら、どうもそうではない。「深セン内では、夜の7時前後が、昼、夜シフトの交代時間で、なかなかタクシーが捕まらない。だから、この時間は、料金があがる。他の白タクも同じだ」と言う。このやり取りで、2つの事がわかった。①彼らの料金も、需給のバランスの上に成り立ってる。②同業者の談合が行われている。どの業界も、基本的な原理原則、似たようなものだ。

事情がわかったので、この運転手に、気持ちよく35元払った。が、一つ意地悪い質問をした。「空タクシーがバンバン走っている早朝とかは、競争力がないので25元から割り引いてくれるのか?」と。すると、「割り引かないが、その分サービスをする」と缶コーヒーを差出ながら答えてきた。なかなか、スマートな運転手だ。



8月24日(火)「バス・ジャック」

昨日の夜20時頃、レストランのあたりをウロウロしてると、人だかりができている。何だろうとのぞいてみると、マニラからの中継。康泰旅行社とかかれた観光バスが、ずっと映し出されている、、、。マニラで、香港人25人が乗った観光バスが、乗っ取られた。10時間にわたる、たてこもりの末に、7人が死亡、1人が重態。犯人は、不当逮捕に絡む元警部との事。何とも痛ましい、事件だ。自身の免職取り消しの要求のため、全く関係ない人達に危害を加える。被害にあった人達、本当に気の毒だ。このような事件が起こると、フィリピンへの渡航者減るだろうし、観光地で観光バスに乗ることさえ、躊躇する人もでてくるだろう。殺伐とした時代になったものだ。

ところで、香港政府は、この事件をうけて、香港人のフィリピン渡航に関して、「黒警告」を出した。黒警告は、深刻な危険の意で、すべての渡航中止の勧告になる。この事件の、周りに対する影響、絶大だ。



8月23日(月)「一瞬の表情の変化」

先日、コンサルタント業のH氏を交えて、ミーテイングを行った。快調に話をすすめていたH氏だが、言葉尻を取られて、話が都合の悪い方に向きかけた。その時H氏に、まずいなという困惑な表情が、一瞬現れた。多分、顧客は気が付かなかったと思うが、明らかにH氏の表情、変わった。この場面を見ながら、自身の感情を素直に表したこのH氏、正直な人だと思った、、、。このような、ふとした時に見せる、ちょっとした表情や行動、どんな流暢な言葉や説明よりも説得力がある。何気ない表情や行動に、その人の本質が現れるケースが多いように思う。言葉や表現は、取り繕えても、一瞬の表情、行動は、素が出易く、隠しにくいのだろう。面白い場面、だった。

表情豊かな人は、感受性に富む、純粋な人が多いような気がする。人の表情、面白い。



8月22日(日)「ポケモン語」

子供は、本当にいろんな楽しみを提供してくれる。夕食後、近所の子供も連れて、公園に散歩に行った。その中に池があり、いろんな魚がいる。その魚を見ながらの、子供達の会話、面白い、、、。なまずみたいな魚を見ると、「ナマズン」、どじょうを見ると「ドジョチ」、コイを見ると「コイキング」、かにを見ると「ヘイガニ」、、、ポケモン言葉が飛び交っている。国籍も何も関係ない。ポケモン言葉は、子供世界の共通語になっているようだ。他にも、ゼニガメ、アゲハント、エネコ、、、いろんな言葉がでてくる。このような子供達の会話、聞いてるだけで楽しくなる。やはり、ポケモンは世界に誇れる、メイドインジャパンの優れものだ。

ところで、ポケモンでは、ツバメの事を「スバメ」というらしい。なんだか、紛らわしい。



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