頻繁に、その名前は使われているけど、それについての情報はほとんどない、このようなものの代表格に、BVI(英国領バージンアイランド)がある。華僑、中国人を中心にBVI法人は、すごい勢いで設立される。だが、そのBVIについて、よく知る人、実際行った事のある人、未だ出会えた事がない、、、。11月12日付けの「情報倶楽部」によると、2011年度BVI政府の予算は、22億円強が余剰金として残る見込み。この余剰金、国の開発、年金、緊急事態の備えにすると言うから、日本から見れば、なんとも贅沢な話だ。ところで、このBVIの収入源は、法人登録料。年間20万社とも30万社とも言われる、新規登録。トータルで130万とも150万とも言われる法人数。この圧倒的な数の法人からもたらされる登録税で、国の財政を賄う。人口1万の島で、その100倍強の法人が存在する。何とも、財務体質の強い、ユニークな島だ。しばらく、このBVIにはまってみよう。
いにしえの昔から存在するものに、「売春」、「マフィア」、そして「税金」があるようだ。タックヘイヴンの国々を回りながら、この税金の存在意義について考えてみよう。