モンゴル人の知人が、嘆いていた。「6-8月は、黙っていても人が来る。が、それ以外は、寒さのため、ほとんど人が来ない」と、、、。モンゴルの観光業者にとって、このシーズンの偏り、困った問題のようだ。それは、そうだろう。年間の3ヶ月は、死ぬほど忙しいが、それ以外は、極めて暇。スタッフの雇用の仕方、仕事の与え方も難しいだろう。ところで、この件で、業者が取れる対策は、2つ。一つは、シーズンオフの集客数を増やす。そのためには、面白い商品が必要になる。もう一つは、異なる場所での拠点作り。例えば、夏場がオフシーズンになるドバイに、お店を出すのはどうだろう。海に対して憧れがあり、寒い冬を避けたいモンゴル富裕層の受け入れをドバイで行う。それと同時に、ドバイに住む人達に、「モンゴルでの過酷な寒さ体験」を売る、、。拠点を増やす事によって、スタッフの効率はよくなるし、相乗効果も出てくるはず。今度、知人に勧めてみよう。
世界の天気を見てたら、今日のウランバートルの気温、9度/-4度。10月始めで、もう最低気温が、マイナスだ。さすがに、冬の訪れ、早い。
野に咲く「カエデ」。寒冷地植物を見に行くのも、面白い。