「遅刻する人間は、度々遅刻するし、そうでない人間は全くしない。」、35年来、この事を不思議に思っていた知人。先日、その答えがひらめいたようだ、、、。知人によると、遅刻の常習犯ほど、通う会社や学校の近くに住みたがる。例えば、遅刻の常習犯A、会社のすぐ近く、15分の距離に住んでいる。9時開始の会社で、8時半に目を覚まし、会社に通う。一方、ほとんど遅刻をしないBは、会社から1時間15分の距離。毎朝、7時半に目を覚ます。このA、B、ともに朝15分で身支度する。知人の分析では、A、B、同じように寝過ごしたりする。が、ともに30分寝過ごした場合、Aは始業時間の9時に目を覚まし、Bは8時に目を覚ます事になる。Aは、この時点で遅刻。Bは、起きた時点で8時なので、この後、タクシーに乗るとかで、何とか間に合わす事が出来る。この調整時間、バッファがあるかどうか、これが遅刻するかどうかの、境目との事だ、、。知人は、これを、「遅刻バッファ論」と名づけている。世の中には、いろんな事を考える人がいる。
ところで、この「遅刻バッファ論」によれば、遅刻をする人間ほど、遠いところに住まわせればいい、と言う事になる。困っている人、トライしてみては。