7月20日(金)「実戦練習」

夜、数人で食事した後、知人に家まで送ってもらった。ところでこの知人、駐車代を払う際に、管理人と激しく言い合った、、、。事情は、こうだ。この知人、18時57分に車を駐車。最初の1時間が、10人民元。それ以降、1時間毎に5元。21時以降は、一律10元。駐車場に車を取りに行ったのは、24時前。最初の10元+19時57分から20時までが、5元。20時から21時も5元。21時以降、10元。しめて、10+5+5+10=30元。この請求に対して、知人は、「19時57分から20時までの3分間で、5元は高過ぎる」、と激しく抗議。延々と交渉は、続いた、、。「すごい交渉だったね」、と言ったら、この知人、「工場での交渉事の厳しさは、この比ではない。今日のは、その練習」、と平然と言ってのけた。ただ、練習にしては、かなりの迫力。いいものを、見させてもらった。

このような場面を見るにつけ、中国での交渉事の大変さを感じる。ストレスも溜まるだろう。



7月19日(木)「正義に訴える人」

「正義」と言う言葉を辞書で引くと、<人の道にかなっていて、正しい事>とある、、、。世の中には、この正義に訴える人、よくいる。例えば、サラ金業者が、その取り立ての際に、債務者の道徳心や正義心に訴える、これはよくわかる。法律で激しい取り立てが制限されてる現在、相手の道徳心に訴える以外に、回収のいい方法がない。それとは別に、商売上のトラブルの際に、正義に訴える人がいる。これは、厄介だ。商売の大きな流れの中で、ある部分だけを切り取って、自分の正しさ、正義を強調する。もうこうなると、話にならない。論点が、どう問題を解決するかより、正しいか正しくないかの、不毛な話し合いになる、、。また、正義を持ち出す人が、いつも正義にかなった行動を取ってるかと言ったら、これもはなはだ疑問。厳しく要求はするが、自身の責務は果たさない。これが、多そうな気がするが、どんなもんだろう。

話の中で、正義や信義、このような言葉が出てきたら、要注意。もう、関わらないに限る。これ、全くの時間の無駄だ。



7月18日(水)「辣腕経営者」

世の中に、「辣腕経営者」と呼ばれる人は多い。が、先日先輩から聞いた経営者も、ある意味、辣腕経営者の一人だ、、、。話しは、こうだ。30年以上前、先輩は、ネパールで起業する経営者から、出資を求められ、応じた。ところが、出資から30年、一度の配当もないらしい。「潰れてるのでは?」と聞いたら、そうでもないらしい。毎年、少数株主を対象とした日本での株主総会を開催してるとか。30年も会社を存続させるのは、大変な事。その間、一度の配当もなく、また、日本での株主総会を開催し続けるとは、この経営者、いい根性をしてる。うるさ型の先輩に、「なぜ、そのへんの矛盾を突かないのですか」と聞いたら、「いくら言っても、駄目。ただ、その分、ネパールに4回行って、思う存分飲み食いしたから、チャラだ」と言っていた、、。先輩も先輩なら、経営者も経営者。世の中には、いろんな人がいる。

ところで、この経営者、厚かましいけど律儀な人でもある。日本での株主総会、何か特別な意味、あるのだろうか。



7月17日(火)「ポーランドのテレビ映画」

ポーランド映画と言って、すぐ頭に上るのは、アンジェイ・ワイダ。その「灰とダイヤモンド」は、今でも、痛烈な印象が残っている、、、。先日、ワルシャワのホテルでテレビを付けたら、古い米国映画をやっていた。ただ、何だか感じが変だ。よく見聞きしてみると、このテレビ映画、ポーランド語に吹き替えられている。が、男役も女役も子役も、すべて同じ人間の吹き替え。そのため、画面は映画だが、朗読を聞いているような、変な感じ。最初は、面白がって見たが、程なくつまらなくなり、チャンネルを切り替えた。ところで、彼らは、女性役も男の声での吹き替えに、感情移入出来るのだろうか。もし、ポーランドの人達が、このような朗読調の映画で、楽しめるのなら、彼らは、すごく鷹揚で、想像力に富む人達と言える、、。何と言っても、ワイダ監督を生んだ国。映画レベルが低いとは思えないが、世界では、いろんな物の楽しみ方がある。

今になって、一人ですべての役を吹き替えたあのテレビ映画番組、じっくり見れば良かったと、後悔している。これ、なかなか経験できるものではないだろう。



7月16日(月)「何事も経験が大事」

「何事も経験が大事」、と口ではよく言うが、それを実感する事があった、、、。先週、嫁と息子が、日本に帰省。メイドも、パスポート書き換えのため、急遽帰国。飯は外で食べるにしても、諸々の事をやらねばならなくなった。猫への餌出しと、そのトイレ掃除。観賞植物への水出しに、熱帯魚への餌出し。その他、洗濯、部屋の掃除等々。「結構大変だなー」と思いながら、早速、麦茶作りで失敗した。鍋に水をいっぱい入れて沸騰させ、そこに麦茶パックを入れる。記憶では、長時間お湯を沸かせていた記憶があるので、そのまま放置してると、何か焦げ臭い匂いがしてくる。これ、黒焦げになった麦茶パックの、匂いだった。沸かしていたお湯も、蒸発。鍋も、黒焦げになっていた、、。知人に聞くと、この鍋の水を沸かす作業、ほんの数分でいいとか。「長時間沸かせ続けた」、と言ったら、笑われた。でも、これも「いい経験」、だと考えよう。

こうして見ると、驚くほど家事に精通してない自分に気付く。この機会に、いろんな事を覚えてみよう。

黒焦げになった、麦茶パック。



7月15日(日)「買い物天国」

「日頃の罪滅ぼし」と、日本在住の知人が、奥さんを香港に連れてきた。その奥さんから、「香港では何が安いですか?」、と聞かれたので、「何でも安いですよ」、と答えた、、、。先日、嫁とヨーロッパに行ったが、当初、買い物好きの嫁は、現地でのショッピングを楽しみにしていた。ところが、思ったほど買わない。訳を聞いたら、「売値が高い」、と。洋服、雑貨を中心に、「香港に比べて20%割高」、とも。ザラやH&Mなど、同系列のお店でも、香港より高く売られているとか。そのため、旅行の途中から、安く売られている物を探すのではなく、ヨーロッパにしかない物に、目が行くようになった、、。「買い物天国」の香港。その物の安さも、際立っているようだ。

ところで、その香港でも、特に物が安くなるのが、旧正月前と7〜8月。この時期、蒸し暑いけど、買い物をする人にとっては、いい時期だ。



7月14日(土)「つき」

誕生日の知人を囲んで、久々に麻雀を打った。が、その東一局で、誕生日の知人に、国士無双を振り込んでしまった。この知人、冗談ぽく、「メデタイ日に役満を狙う」と広言してたが、それが有言実行であることを、最初の最初で、立証した、、、。世の中には、何だか知らないが、「つき」を持っている人がいる。先日の広島vs阪神戦で、面白い事があった。「振り逃げ逆転2ラン」だ。演出したのは、広島の新人選手、「菊池」。その類まれな走力で、2塁から一挙に生還。逆転の立役者になった。ところで、この菊池、つきのある選手だ。また、「何かを持ってる」、と期待出来る選手でもある、、。先の役満の知人も、ここと言ったところで、上がる勝負強さを持っている。このような「つき」を持ち合わせた人、本当に羨ましい。

人の持つ「つき」に注目してみるのも、面白そうだ。



7月13日(金)「英語脳に書き替える」

少し前から、本格的な英語の勉強の必要性を、感じていた。が、これといったやり方が見つからずに、なかなか第一歩を踏み出せずにいた、、、。そんな中、最近読んだ本に、「意識的に脳のイメージを書き換える」、と言う事が書かれていた。その部分を読みながら、これだと思った。「脳イメージの書き換えを、英語の勉強に活用する」、これを思い立った。具体的には、日々の生活、物事を考えている時、意識的に英語で物を考えるようにする。出来る限り、英語に置き換えて、物事を見聞き考える習慣付けをする。例えば、満員電車に乗ったら、通常は、<人がいっぱい→嫌だなー>、と無意識に感情が流れる。が、これが英語脳だと、<Its very crowded.>。その後、どんな意識になるのか、、。この英語脳への書き換えによって、➀意識が変わるか?②英語が上達するか?、どんなもんだろう。

と、偉そうに言っても、簡単に英語脳に切り替えられるものなのか、それも実験だ。



7月12日(木)「マスター・カード」

昨晩、誕生日の知人を囲んで、飯を食べた。場所は、深セン市内の、割と綺麗な台湾料理店。入口には、マスター・カードのマークが。当然、カード決済OKだと思い、安心して店に入った、、、。台湾料理も、台湾茶も、デザートも、それなりの味。「たまには使える店かなー」、と思いながら、カードでの支払いをお願いした。店の入口に、マスター・カードの看板があったので、マスターで決済しようとしたら、「暗証番号を教えてくれ」、と言う。「このカードは、デビットではなく、信用カードだ」、と言ったら、それだと使えないと言う。結局、現金の持ち合わせがあった主役の知人が、払う羽目になった、、。今回は、話のわかる知人だから良かったが、これが客とかだったら、どうにもならない。中国でのカード使用、十分に気をつけなければならない。

ミャンマーでもそうだが、こんな事があると、中国でもキャッシュを持ち歩かなくてはならない。面倒だ。

この砂時計の砂がなくなるまでに、すべての料理を持ってくる、この台湾レストラン。心がけは、いい。



7月11日(水)「国語力の向上」

海外居住の子供は、日本在住の子供に比べて、どうしても国語力が弱くなる。これは、海外居住の子供を持つ親にとって、頭の痛い問題だ、、、。昼飯を食べた知人が、言っていた。インター校に通う、13歳の日本人の息子。この子が、大変な腕白らしい。元気が良過ぎて、学校から呼び出しをくらったりもするようだ。ところで、この知人、息子には「日本語の勉強をしろ」とは全く言わないようだ。が、この息子、日本の漫画、特にサッカー漫画にはまり、自分から漫画を探し出し、ダウンロード。読み漁っているとか。すると、難しい漢字も読めるようになり、国語力もアップするとか、、。この話、参考になる。この夏、面白そうな漫画を、いくつか息子に与えてみよう。

ところで、日本は、漫画大国。面白そうな材料が、たくさんあるので、とても助かる。



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    2009年11月4日開始。基本的に毎日更新。(時々数回分をまとめてUPすることもあり)
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