「豚肉を食べては駄目」、「お酒を飲んでも駄目」、「女性が顔を見せても駄目」、イスラム教と言うと、その戒律の厳しさが頭に浮かぶ、、、。ところが、現地駐在の知人から、イスラム教の大らかな面も聞いた。「一夫多妻制」だ。何でも、4人の妻までは、娶る事が出来るようだ。これは、経典のコーランにも書かれているとか。と言う事で、この数日、地元の人に、①ムスリム(イスラム教徒)ですか?②奥さんは、何人ですか?、これを聞いて回った。人口の90%以上がムスリムと言われるインドネシア。①に関しては、圧倒的にYESの回答が多い。が、②に関しては、今の今まで、2人以上の妻を娶っている人に、出会えてない。知人にそれを言うと、「そりゃそうだろう」と。「複数の家族を養うには、金がかかる。かなりの経済力がないと駄目」。それと、「バランス感覚も要求される。どの妻(家庭)にも、平等に接するのは至難の技」とか、、。一見バラ色に見える一夫多妻制も、その裏には、涙ぐましい努力が隠されてるようだ。
ところで、ケニアで、120人の女性と結婚したムスリムがいるようだ。世の中には、ものすごい人がいる。
「イスティクラル・モスク」。東南アジア最大規模の、大きさだ。