商談の場では、メモを取る人と、取らない人に分ける事が出来る。また、そのメモのとり方でも、要点だけをメモる人と、ひと通りメモを取る人に分けられる、、、。今回、ミャンマー、バングラで一緒だった知人、その質問の数も半端じゃなかったが、そのメモの取り方も、普通じゃなかった。ミャンマー、バングラの人口、面積から、仏教徒、イスラム教徒の数、その街の特産品など、本業と関係ない事を、次々と質問してメモを取る。極めて旺盛な、好奇心だ。また、これが本業になると、そのメモのとり方が、もう一つ細かくなる。疑問点があれば、繰り返し質問し、また細かくメモる。この知人、不況の今の時代でも、数字をどんどん伸ばしている人だが、この仕事ぶりを見ながら、そりゃそうだろうと思った。山ほど質問し、細かくメモる事で、間違いも少なくなるし、何よりも、取引先が、その知人を全面的に信用するようになる、、。メモと質問で、取引先の信用を勝ち得たこの知人、たいしたテクニシャンだ。
ところで、メモを取りまくる姿は、取引先にも訴える。いいものを、見させてもらった。