本を読んでたら、面白い事が書かれていた。「自由な競争市場は重要?」。これに対する答えは、当然YES。が、これに、「多少の格差や不公平がでても、」が加わると、かなり状況が変わってくるようだ、、、。「多少の格差や不公平がでても、自由な競争市場は重要?」。この質問に、YESと答えた日本人は、何と、49%。これは、主要先進国の中でダントツの低さ。多くの国で、70−80%がYESと回答。ちなみに、最もYESが多かったのが中国。その数92%とか。ところで、この数字面白い。自由な市場は必要だけど、それが格差を生むようだったら困る。格差が生じる競争よりも、皆が限りなく平等であった方がいい、という考え。これ、まさに、社会主義の考え方だ。そのためか、日本では、自由競争で経済の活性化を図ろうとしても、格差が拡がり不平等になるという名目で、沢山の反対案が出される。そのため、何事も進まず、経済が停滞する、、。何とも、困った問題だ。
第1次世界対戦と第2次世界対戦の間で、先進国の中で最も所得格差のあったのが、日本らしい。とすると、今の国民の異常な格差、不平等に対する反応、何故だろう。