「日本の空港に着いて感じるのは、そのアナウンスの多さ。『もうすぐエスカレーターの下り口です。ご注意下さい。』みたいなアナウンスは、自己責任の考えが徹底している欧州(スイスも含めて)では、まず考えられない。」、これ、スイス人の知人が、日本の印象について語った事だ、、、。この話、面白い。知人によれば、この日本の過剰アナウンス、よく言えばサービス精神旺盛と言えるが、人々が物事を考えなくなるのではないか、と言う事のようだ。自由を大切にする(知人の表現)ヨーロッパ人には、こうしたものは受け入れられない、とも。また、航空会社のサービスでも、欧州のそれと、アジアの航空会社では、違いがあるようだ。例えば、スイス航空。長距離フライトでも、そのアナウンス、殊の外少ないようだ。最初と最後に挨拶をするぐらいで、至れり尽くせり式のアジアの航空会社のサービスとは根本的に違うとか。これ、どちらがいい悪いではなく、その根底にあるのは、個人に対する考え方の差なんだろう、、。スイス人のものの考え方、興味深い。
偶然にも、オーストリアのウイーンに移動する際に利用するのが、このスイス航空。機内アナウンス、サービス提供の仕方、注意して見てみよう。
ドイツ風スイス料理の、「チーズ入りカツレツ」。かなり旨い。