華南在住の知人が、初めてタイに行った。その印象を聞いたら、面白い答えが返ってきた、、、。この知人、中国には20年弱在住。「海外はどこも、この中国と同じような感じ」と思っていたらしい。ところが、タイでは、その予想が見事に裏切られたとか。タイの印象を、「ストレスや緊張感を持たずに歩ける街」と称した。「じゃあ、中国では、いつも緊張感を持って生活してるのですか?」と聞いたら、「そうだ」と。「どのような緊張感ですか?」には、「中国では、街でトラブルに遭遇した時、行政が、外国人を公平に扱ってくれるのか?」と言う心配がついてまわる。だが、タイでは、そう言った種の緊張感を、ほとんど感じなかったとか。どこも同じようなものと思っていたのが、根本から覆えさせられたようだ。ところで、この知人の、「行政の公平さ」という表現、面白い。知らず知らずのうちにプレッシャーを感じさせる、中国やロシアみたいな国もあれば、それとは対局にある、タイみたいな国もある、、。行政の公平さを切り口にするのも、面白い。
年間でタイを訪れる人の数は、1500万弱。これだけの人が訪れるのは、タイの心地よさも関係してるのだろう。