6月20日(金)「自虐ギャグ」

最近、(自称)へこんでるという知人と飯を食べた。この知人、大分気分が参っているのだろう。何もかも、今の悪い状況と結びつけて考えようとする、、、。飯の最中に、他の知り合いにメッセージを送ろうとした。「今、香港です」を、「今、貧困です」と間違えて打ったようだ。「HO」を「HI」と間違えて打っただけだが、この知人、「今の俺を象徴してる」と散々嘆いていた。こうした笑いを取るぐらいだから、へこんでると言っても、まだまだ余裕はあるのだろう。が、「言葉遣いには気を付けたほうがいいですよ」と話しておいた。今の落ち込んだ状況と関連付けて自虐ギャグを連発すれば、面白いには面白い。しかし、自分自身今の落ち込んだ状況が普通と思うようになるだろう。すると、状況を脱しようと思っても、なかなかうまくいかにのではないか。調子の悪い時は、背伸びする必要はないが、「すぐに復活する」と思っていれば、状況も好転する可能性高いと思う、、。言葉の力、絶大だと思うのだが。

この自虐ギャグを連発した知人、これらの著作権もフリーと言っていた。今の状況を楽しんでるのだろうか。



6月19日(木)「朝降る雨」

1997年の香港返還の年は、6月、7月、かなりの雨が降った。「天が、香港の中国返還を嫌がってる」、と言われたものだ、、、。1997年ほどではないが、今年の香港、よく雨が降る。地元の人に聞けば、短いが香港でも梅雨があるようだ。ただ、日本のように長い期間、雨が降るという訳ではないので、梅雨の存在を知らない香港人も多いようだが。ところで、この香港の雨、朝降る事が多い。また、ザーッと降っても、1時間程度で止んだりする。日本の雨のように、1日中降り続け、というような事は滅多にない。楽といえば楽で、傘を持ち歩かない香港人も多く、雨が降り始めれば、止むまで待つ人が多い。先日も、朝のジョギングの時間にかなり激しい雨が降ってきたので、ちょっと待っていたら、15分程で晴れ上がってきた、、。夕方降る雨は「夕立」というが、朝方降る雨は「朝立(あさだち)」または「朝雨」というらしい。でも、この時期、朝立が多いのは何故だろう。

雨も、嫌だと思えば嫌になるし、情緒があると思えば楽しめる。面白い。



6月18日(水)「豪華カジノ船」

香港人の知人が、チラシを持って来た。香港発の海上クルーズ、カジノ船の営業だ、、、。香港のホテル代、高い。前から、そう思っていたが、7月中旬に遊びに来る知人のために、料金を確認して驚いた。7月というと、夏休みの時期ではあっても、3月、4月、10月あたりと比べると断然安い。ところが、この時期、ものすごく高い。通常、5−600香港ドルぐらいと認識のホテルが、1500ドル。8−900香港ドルぐらいが、2000ドルを超える。そのあまりの高さに、知人には、マカオか深センのホテルを薦めた。ところで、香港人の知人の持って来たカジノ船、3食付きで、部屋もそこそこ。料金は1万円程度らしい。船の運行会社は、儲けどころを船上でのカジノと踏んでいるので、宿泊料金を極力抑え、集客第一で考えているようだ。船が揺れるかどうかは知らないが、ホテル代が異常に高い時は、この船上カジノ船に泊まるのも一つの手だろう、、。食事付きで、カジノ、プール、カラオケ等の施設も併設されてる、この豪華カジノ船。どこかで試してみよう。

博打で負けて、ホテル代の何倍も払う羽目になるかもしれないが、ホテル代わりのカジノ船利用もありだろう。



6月17日(火)「コラーゲン・コーヒー」

コラーゲンと言うと、タンパク質の一種で、皮膚、関節、骨、筋肉などをつなぐ働きをするもののようだ、、、。昼、知人と飯を食べた。その後、コーヒーを飲みたくなったので頼むと、コラーゲン・コーヒーしかないと言う。料金は、1杯60香港ドル弱。普通のコーヒーは置いてないと言うので、ちょっと高いと思ったが、このコラーゲン・コーヒー、話の種に飲んでみることにした。コーヒーカップにコラーゲンとおぼしき固体状のものが置かれている。それに、コーヒーを注いで飲む。店員が普通のコーヒーはないといったのは、普通のコーヒー自体はあるが、メニューに普通のコーヒーを置いてないと言う事だった。ところで、このコラーゲンの入っているこのコーヒー、味は全く普通のコーヒーと同じ。このコラーゲン、皮膚の張りを保ち、関節の痛みを改善する効果があるというから、美容目的で飲む人がいると思うが、数は出るのだろうか、、。いずれにしろ、この奇抜なメニュー、客単価を上げるのに、力を発揮するのだろう。

ありふれた物を置かないという事を店の戦略にすれば、それはそれで面白いのだろう。



6月16日(月)「司令塔」

ネイマールやファン・ペルシーが派手な活躍をする中、イタリアチームの司令塔ピルロ、その役割を十二分に果たしている、、、。昨日のイングランド戦で印象に残ったのは、その最初の得点。中央に待ち受けるピルロに絶妙のパスが来た。通常だったら、「果敢にシュート」という場面だが、何とこのパスをスルー。その左側で待ち受けた選手が、豪快なシュートを蹴り込んだ。前に進みながらも、後方の配置まで目を配っている。「自分のシュートより、スルーした方がよりいい条件でのシュートが打てる」、との判断だったのだろう。このピルロ、終了間際にゴールポストに当たる惜しいシュートを放ったが、残念そうなリアクションは全くなし。個人の成績より、チームの勝ち負け、そこに注意を集中してるようだった。このピルロを要するイタリア、パロテッリにブッフォンという個性的なメンバーが揃ってる。それだけに、淡々としたピルロの動きがより目立ってくる、、。イタリア、いいところまで勝ち上がるのだろう。

先日の日本も、長谷部、遠藤が、うまく機能しなかった。司令塔の影響力、絶大だ。



6月15日(日)「逆立ち」

逆立ちとは、読んで字のごとく、「両手を地面につき、両足を上げて、体を逆さにして立つこと」である、、、。最近、息子が逆立ちの練習に余念がない。暇を見ては、逆立ちの練習をする。持ち上げた足を下ろす度に、「ドサッ」と大きな音がする。そのうち、下の住人から文句がくるのでは、と思ったりもする。そう思いながらも、懐かしくなって、自分でもこの逆立ち、トライしてみた。学生時代は、逆立ちの姿勢のまま歩いたりしたものだが、なかなかうまく行かない。歩くどころではなく、そのまま静止する事も出来なくなっていた。体が重くなったためか、キックが弱くなったためかわからないが、まず足をまっすぐ上に伸ばすことができなくなった。ということで、数十回繰り返すことで、やっと足がまっすぐ伸びるようになった。しかし、逆立ちのまま静止していられる時間は、せいぜい5秒。これだと、逆立ちのまま5歩歩くまでには、まだまだ練習が必要だ、、。今では、親子して逆立ちの練習をしている。これ、何とも奇妙な光景だろう。

この逆立ち、バランス感覚を身につけるのにうってつけだと思う。毎日の日課に、組み込もう。



6月14日(土)「いろんな楽しみ方」

Wカップの時期になると、香港はすごい盛り上がり方。街中、W杯一色になったものだが、中国での人気はイマイチ、という印象だった、、、。ネイマール、ファンペルシー、ロッペン、サンチェスなど、各国エースが順調に得点を稼ぎだしてるW杯。これから1ヶ月間、熱い闘いが続く。ところで、この数日、中国内でタクシー、白タクを利用したが、運転手からW杯の話題が出てくる。「ブラジルのネイマールがすごい」とか、「スペインは一体どうした」とか。今まで中国では、このようなW杯の盛り上がり、見たことなかったので、一体どうした事かと思った。が、話を進めるうちに、段々わかってきた。彼らは、W杯と言うより、自らの賭けに対して注意を払っている。W杯の勝ち負けより、自らが儲けるか損するか、ここに彼らの興味がいってるようだ。朝利用した白タク運転手は、「1日のノルマが800人民元だが、賭けで300元負けた。今日、明日は大変だ」、と嘆いていた、、。W杯を取り巻くドラマ、至るところであるのだろう。

前回王者のスペインが大敗した。今大会での復活、あるのだろうか。



6月13日(金)「怒りについて」

昨日、久々に東芫市長安鎮に入った。ところで、ここで、怒りについての二通りの考えについて見ることができた、、、。まず最初は、昼飯を食べた知人。兎に角、「怒りは損」と考えてる。相手が怒り始めたら、怒る状況を作り出した自分が悪いと考えるようだ。それと同時に、反面教師として教えてもらってるとの感謝の気持ちで、怒りを聞くようだ。また、仕事上では、商社業務の知人。間に入る訳だから、「怒られるのは当然」。それが普通と考えてるようだ。これら、なかなか出来ないと思うが、訓練するとそれが普通になるとか。一方、行き帰りをお願いした白タクの運転手、長安から深セン地区への高速に乗るはずだったが、間違えて広州行きの高速に乗ってしまった。入口の係員に聞いたが、「ここで間違いない」と言われた事が怒りに火を注いだようだ。結局、高速を降り、また乗り直す必要が出てきた訳だが、その怒りはなかなか収まらず、延々と文句を言い続けていた、、。この二人の対応、対照的で面白い。

要は、問題を自分の問題として捉えるか、他人のせいにするか、この差だと思う。怒り方も、人それぞれだ。



6月12日(木)「ワイン」

ワインビジネスに従事する知人と、飯を食べた。ところで、この知人、年がら年中ワインを飲み続けているためか、いろんな事をよく知っている、、、。ワイン好きが高じてくると、次に食事に対するこだわりもでてくるようだ。すると、その次に来るのが、皆にワインの美味しさを伝える事とか。という事で、この知人、日々美味しいワインを飲み、美味しい食事を摂る。そこに、友人たちとの楽しい食事の場が加わるとか。そのためか、いろんな人を知っているし、いろんな面白い話もそうだ。次から次に、面白い人間、面白い話が出てくる。多分、ワイン好きには、人生を楽しんでる人が多いのだろう。ところで、この知人の息子、まだ10歳前後らしいが、いつもワイナリー工場に連れて行くとかで、匂いによってどこどこ産のワインという事がわかるらしい。未成年がワインを飲む事禁止されているかどうかは知らないが、ワインも音楽と同じように、幼少から鍛えるとその嗅覚、一段と進歩するようだ、、。ワインを取り巻く話、いろいろある。

ワイン絡みで始終した食事の時間だったが、結構楽しめた。



6月11日(水)「予選リーグの楽しみ」

FIFAワールドカップの開幕が間近に迫った。色んな見所のある今回の大会だが、予選リーグで注目してるのは、Bグループに入ったチリだ、、、。グループBは、前回大会の優勝、準優勝のスペイン、オランダが同居する「死のグループ」。ここに入ったチリは、くじ運が悪かったと言えるが、試合日程では恵まれてる。初戦からスペインとオランダが潰し合う中、チリの初戦の相手は、多少力が落ちると言われているオーストラリア。このオーストラリア戦をうまく乗り切れば、チリの決勝トーナメント進出の目、俄然出てくる。チリが初戦で勝ち点3を上げ、スペイン対オランダが引き分けでなく、勝敗がつく。すると、初戦で負けた方のチームは焦るだろう。スペインもオランダも、予選落ちでは、地元ファンが納得しない。厳しいプレッシャーの中で戦う羽目になる、、。このグループ、スペイン、オランダで決まりのように言われているが、初戦で勝ち点を得たチリが、勢いに乗り決勝トーナメントに進出、全くない話ではないだろう。

アレック・サンチェスの活躍で、チリの予選トップ通過。さすがにこれは難しいのだろうか。



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    2009年11月4日開始。基本的に毎日更新。(時々数回分をまとめてUPすることもあり)
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