東莞市在住の先輩と、飯を食べた。この先輩の仕事は、工場建設。依頼があれば、広東省中のあらゆる場所に出かけていく、、、。ところで、この先輩、タクシーやローカルの人間の多いエレベーターの中で、「何人?」と聞かれたら、「韓国人」と答えるようだ。理由は、日本人と答えると、日本贔屓と思われる半分ほどの人達から、質問攻めに合うとか。「東京に行った事がある!」から始まって、「どこの和牛がおいしい?」とか、「どこに行けば、楽しめる?」とか。日本に対して好意的な人達だが、それだけ質問も多く、面倒に感じる事も多いとか。また、残りの半分は、日本に対して不快な思いを持つ人達。「尖閣」、「日本の教科書」と、難癖をつけてくる人達も多いようだ。で、この先輩、タクシーの中などで、「何人?」と聞かれたら、「韓国人」と答えるようだ。すると、この答えを聞いた中国人達からは、次なる質問は、ほとんど飛んでこないとか、、。この韓国人という回答、今度、どこかで試してみよう。
確かに、タクシーの中で、饒舌に喋られ過ぎるのも面倒だし、露骨に敵意をむき出しにされるのも困る。長年の生活から生み出された知恵なんだろう。