先日、西鉄線の車内で、面白い光景を見た。70後半、ひょっとしたら80代と思われる男性が、目の前で赤ちゃんを抱いた女性に席を譲った。この赤ちゃんを抱いた女性、最初は固辞してたが、再三のおじいさんの要求で、座席に腰掛けた。その後、子供を話題に、楽しそうに話し込んでいた、、、。前から思っていたが、香港は子供にやさしい社会だ。70−80代の人が席を譲るケースは、そうそう多くないと思うが、子供に関しては寛容。子連れが、席を譲られるケースはよく見かける。また、騒いでる子がいても、周囲は、比較的好意的にみてくれる。これが日本だと、そこまでないような気がする。子連れの人が席を譲られるケースが多いかどうかはわからないが、騒いでる子供がいると、露骨に嫌な顔を向ける人が多いような気がする。そのためか、お母さんも、小さな子供であっても、公共の場所では、「静かにしなさい」と叱りつける。よく見かける光景だ、、。公共の場所での子供への対応、香港と日本では大分違う。面白い。
子供への対応を通して、国を見てみるのも面白いかもしれない。