知人が、九龍の下町に日本食店をオープン。その店を訪ねてみた、、、。このお店、殊の外込み合ってる。それも、ほとんどがローカル客。とんかつ定食にアップルティーかマンゴティーが付いて、80香港ドル。インスタントティーは付くが、味噌汁は付かない。このへんの事情、知人に聞くと、「対象顧客が日本人だったら味噌汁は必須。が、香港人対象だったら味噌汁は必要ない。インスタントティーで事足りる」、との事だった。もし日本人客だったら、定食を頼んで味噌汁が付かないと、文句を言いそうだが、香港人はそうでもないようだ。また、顧客が香港人でも、皆「いらっしゃいませ」と出迎える。「何故」と聞いたら、「客も日頃と違う空間を喜ぶから」との事。また、店の従業員も、「いらっしゃいませ」と出迎える事で給料も上がる。自らすすんで、実践してるようだ、、。という事で、香港人が香港人に提供するお店でも、題材が日本料理となると、日本語が使われる。何とも、面白い。
通常の中華より高めの料金設定が出来る日本料理、これからもやりたがる人が増えるのだろう。