かりん糖と言うと、小麦粉に砂糖、水、食塩などを混ぜて練り合わせ、棒状にしたものを油で揚げた和菓子の一種だ、、、。半年程前だろうか、このブログで、急にかりん糖を食べたくなり、香港のお菓子屋を探し回った旨、書いた。その文章を記憶に留めてた知人が、北京のスーパーマーケットで見付けたと言って、中国製かりん糖を持って来てくれた。「糖点、南味油」と書かれたこのかりん糖、日本のそれに比べて、半分ぐらいの大きさ。黒砂糖味が多い日本のかりん糖に対して、揚げた棒状のものに砂糖がたっぷりとかかっている。かりん糖発祥の地は中国と聞いていたが、「なるほどこれが本場のかりん糖」と、いい勉強になった。味は、日本のかりん糖に比べて、より甘さが引き立つ。日本人からすれば、ちょっと甘過ぎるか。ところで、この知人、かりん糖を食べたいというブログを読んだ後、店に行く度に、かりん糖を探し回ったようだ。そこで、やっと見付けたのが、このかりん糖だったとか、、。軽く書いた文章をそこまで気にしてもらって、恐縮千万。有難い話だ。
日本菓子がブームの中国、そのうち日本のかりん糖もブームになるのだろうか。