だいぶ以前はポラロイド、その後はIPHONEでたまに撮る程度。ほとんど写真と縁のない生活をしてきた。それが、世界の国を回るという目標を持ち、テーマを持って何かを写すのもいいなと、突貫で写真の勉強を始めた。勉強と言っても、写真に詳しい知人に定期的に教えてもらうもの。「大丈夫かな」と思いながらも、最初の訪問先に出かけた、、、。今月中旬、1週間強の滞在で結構写真を撮った。折角だから、「写真ブログとして皆に見てもらうのもいいな」と、旅ブログを始める事にした。ウェッブデザイナーに早目にページを作ってもらい、そこに写真とコラムを差し込む。ただ、FLICKRに取り込んだ写真をページに移動する作業に手こずり、やっとの事で仕上がった。以前のブログで、今月中のアップを言ってたので、何としても今月中のアップと思っていたが、その内容はともかく、当初の予定は遅れないで済んだ、、。アドレスは下記なので、時間があれば、是非ご覧を。感想を聞かせてもらえれば何よりだ。
11月29日(日)「消費者意識」
昼過ぎジムで泳いでいると、ホテル客らしき欧米人が入ってきた。が、水に入ると同時に、「オッ」という声とともに飛びだし、スタッフを呼びに行った。あまりの水温の冷たさに、クレームを付けていた、、、。前にも書いた事があると思うが、このプール、水温を低く設定している。中国の何とか局の指示で、水温を23−25度程度に押さえているという。夏の時期なら問題ないが、南国とは言え11月の終わり。この欧米人も、冷たさにびっくりしたようだ。日本でスポーツジムを経営する知人に聞いたら、水温は30度前後の設定にしてるとか。ただ、この水温を保つための燃料費がバカにならないようで、「水温を低くしたら節約になるけど、客からすぐクレームが付く」と言っていた。このジム、中国の規則に忠実に従っているのか、燃料費を抑えるためなのか定かではないが、中国人消費者(利用者)の大らかさを思った。もし、これらが日本や欧米なら、すぐさまクレームが付くだろう、、。そういった意味では、中国の消費者(利用者)、話のわかる人達だ。
水温の低さのためだろうか、冬場はほぼ貸し切りでこのプールが使える。体が冷えるが、有難い話でもある。
11月28日(土)「カフェ」
先日のクロアチアのザクレブ。移動まで少しの時間があったので、マルコ広場のカフェで寛ぐ事にした、、、。ヨーロッパの国は、どこもカフェが多い。しかも、オープンテラス。皆が、楽しそうに談笑してる姿に惹きこまれ、カフェを飲む事にした。席に着くと、ウエイターから、「アメリカーノ、カプチーノ、エスプレッソ?」と聞かれた。多分、地元の人達、この3つの中からチョイスするのだろう。取り敢えず、カプチーノを注文。すると、ウエイターが金額の書かれたレシートらしきものを持って来た。先払いかと思ったら、「払いは後でいい」との事。これだけ一杯の客が入っていて、さぞかし大変だろうに、ここの人は、性善説に基いているのだろう。出て来たカプチーノは普通の味だったが(それも当然か)、出されたカップとスプーンがなかなか洒落たものだった、、。1人のウエーターが、限られた一角を担当。会計もすべて任された形だと思うが、あれだけ担当する客が多ければ、きっと未収金も出るのだろう。そんなどうでもいい事を心配した。
短い時間だったが、地元の人の中でのカフェ。案外楽しめる。
11月27日(金)「歯医者の恐怖」
会社に来る人達が、お土産を持ってくるケースが多々ある。多いのが食べ物で、その中でもチョコレート類が圧倒的に多い、、、。ところで、これらのお土産、会社の皆でいただく訳だが、夕方とか小腹が空いた時に、よく食べたりする。チョコレートなどは、空腹感も和らげるし、活力になったりするので、その効果、結構ある。ところが、最近、食べ過ぎたのだろう。ある時、歯茎が滲みるような感じがした。「これ虫歯ではないか」と、一瞬ぎくっとした。虫歯だと歯医者に行かなくてはならない。最後に歯医者に行ったのは、どれぐらい前だろう。30年以上前だと思うが、未だに歯医者にはいい思い出がない。あの、キーンという音とともに歯を削る作業、神経にズキズキきて、生きた心地がしなかった。あと、あの消毒の臭い、、。また歯医者に行かなければならない事を考えれば、気が滅入るし、少しの空腹感など我慢しようという気にもなる。という事で、暫くは甘いモノを控える毎日になりそうだ。
最近の歯医者、前と同じように怖い場所なのだろうか。
11月26日(木)「ストレスとのトレードオフ」
中国で工場経営をする知人と、久々に会った。昨今の状況から、「大変でしょう?」と聞いたら、「大変は大変。でも、数字は上がってる」との返事だった、、、。この知人曰く、ピンチはチャンスとかで、どこもよくないこの時期は、業績を延ばす絶好のチャンスとか。という事で、前年比30%増の数字を上げてるようだ。しかし、ポロッと言ってたのは、会社の業績は、自分の時間、ストレスとのトレードオフ。会社の業績は上がっているが、その仕事上のストレスから、体はボロボロとか。血圧も血糖値もかなりの高さ。医者からも、ストレスを減らすことを言われているようだ。しかし、この会社の業績とストレスが比例するという考え方、面白い。この時期、会社の業績を伸ばすには、他社と同じようなやり方では駄目。そうすると、新しいやり方を導入するか、徹底的にコストを削減するか。この知人、どちらを導入してるか定かではないが、会社の業績と比例して、この知人のストレスも上がり続けてるとか、、。生活と仕事とのバランスの取り方、ホント難しい。
目指したいのは、ストレスなく業績を伸ばす事。でも、これ難しい。
11月25日(水)「T.S.Tと言えば」
中国人にとって、「TST」と言うと「香港のチムシャツイ」の事だと思っていた。が、最近は、「東京、ソウル、台北」を指す事が多くなってるようだ、、、。香港の小売りが苦戦している。TSTやCWBのモールでも、空きが出始めたようだ。2002、3年頃からだろうか。大陸の人達の香港旅行の制限緩和から、我が世の春を謳歌していた香港の小売業界。最近は、その落ち込みが激しいようだ。一つには、香港を訪ねる大陸客の激減。周辺国の為替安などの要因もあるが、香港自体の大陸客に対する横柄な態度。不売運動。香港自身が反省しないといけない事も多々ありそうだ。そう言った状況の中、大陸の買い物客(商品調達の人達)にとっては、「TST」はチムシャツイではなく、東京、ソウル、台北になったようだ。しかし、この件、難しい。大陸からの買い物客は、確かに商品の購入という点では素晴らしい。豪快に買い漁ってくれる。しかし、そのマナーの面では、眉を潜めるような場面が多いのも確か、、。大陸からの買い物客とどう付き合うか、これ大きなテーマだ。
来れば来るで、その態度が鼻につく。また、来ないと売上が伸びない。困ったものだ。
11月24日(火)「早食い」
先日、昼メシを食べた知人。とにかく食べるのが早い。こちらが、まだ半分も食べ終わってない時に、食事が完了どころか、食後のコーヒーも飲み終わっていた、、、。前回も、この知人と飯を食べた時は、同じような感じだったが、この事、すっかり忘れていた。普通に話しながら食べていたら、その食べる早さで圧倒的な差を付けられた。この知人に、「何でそんなに食べるのが早いの?」と聞いたら、これ昔からそうらしい。で、食べるだけでなく、お酒を飲む速度も極めて早いようだ。ところで、この知人、面白い事を言っていた。「脳が満腹感を覚える以上に、食べる速度が早い。そのため、いくらでも食べれてしまう」、と。が、これも困ったものらしく、食べ過ぎを医者から注意されてるとか。しかし、「脳が満腹感を感じるよりも早い食べる速度」とは、どれぐらいの速さなんだろう、、。「早(飯)食い、早(酒)飲みで、得する事はあまりない」と、この知人言っていたが、実際はどうなんだろう。
焼肉を食べに行った際に、嫁から「男性陣は食べるのが早すぎて困る」と嘆かれた。が、この知人の早さを見たら、腰を抜かすだろう。
11月23日(月)「菜食週間」
確か、タイでは、肉や魚を食べない菜食週間が設けられている、、、。息子の学校の先生が、面白い試みを行なっている。先々週の1週間を、息子たちに対して、肉や魚を食べない菜食週間に指定。また、その翌週は、肉や魚は食べられるが、米やパンなどの穀類を食べない週に指定したようだ。Health&Fitnessの先生が、このようなテーマを子供達に与えたとか。ところで、この試み面白い。日頃、贅沢に慣れてる子供達の食卓から、突然、肉や魚が消える。また、ご飯やパンが食べられなくなる。すると、日々の食生活がいかに恵まれてるか、少しはわかるだろう。また、世の中には、菜食だけで生活してる人達がいるし、穀類を一切摂らないという人達もいる。いろんな人達がいる、という事を学ぶいい機会だ。このテーマを打ち出した先生は、健康とダイエットというテーマから、このような食事形態を薦めたようだ、、。という事で、暫くの間、不自由な食事を余儀なくされた息子。だが、苦手な野菜が少しは食べられるようになったようだ。
この飽食の時代に食事の制限をすること、結構、効果がありそうな気がする。
11月22日(日)「Hong Kong is not China」
先日、旺角スタジアムで行われた香港VS中国のW盃予選。格上の中国がボールを支配するが、香港が必死の防御。結局、0VS0のドロー。この結果、中国も香港も、予選敗退の可能性が極めて高くなった、、、。この試合中、面白い横断幕が掲げられた。「Hong Kong is not China」とか、「We are Hong Kong」とかいうもの。これらに加えて、ブーイングの「Boo」という横断幕が、中国の国家演奏時に掲げられた。この試合、当然中国の方でも放送されたと思うが、大陸の人達、これらを見て、一体何を思ったのだろう。ところで、この試合を見ながら、先日訪れた旧ユーゴの国々を思った。宗教も民族も異なった6つの国を束ねていた旧ユーゴスラビア。ストイコビッチやヨジッチを要した1990年の代表チームは、ドリームチーム。そのスター軍団を率いたオシム監督は、その民族間の調整で四苦八苦、大変な思いをしたようだ、、。欧州や南米のサッカーの試合で暴動が起こるのは、こうした民族間の問題が拘ってる時なんだろう。
中国VS台湾、北朝鮮VS韓国、これらの試合も白熱しそうだ。
11月21日(土)「睡魔との格闘」
前にも書いたと思うが、機中では、映画を見るより音楽を聴く事が多い。「見る事より、聴く事を好んでいる」と言う事だろうか、、、。先日、嫁の誕生日にバレエを見に行った。バレエと言っても舞踏の方のバレエ。幼い頃バレリーナを目指していた嫁は、バレエを見るのが大好き。オペラには見向きもしないが、バレエの演奏会にはよく出かける。一方、自分の方は、オペラは比較的楽しめるが、バレエはちょっと苦手。何でだろうと思ったら、オペラは視覚で場面を追うが、その楽しみをアリアを聞いたりとかにする事も出来る。そのため、目を閉じたままでも楽しめる。が、バレエの方は、舞踏の美しさを楽しむもの。長い演奏会の間中、視覚で場面を追い続けなければならない。そのへんに苦痛を感じるのだろう。演奏会を退屈に感じた事が多々あった、、。と言う事で、今回の香港舞踏団の演奏会、2時間40分にも及ぶ大作。嫁は、十分に堪能したようだが、自分の方は、睡魔との格闘の連続。結構、大変な時間だった。
次回のバレエ観劇の際は、眠気対策が必要。コーヒーをがぶ飲みしてから臨もう。