かなり稼いでいる日本人の知人の行き付けは、香港でも指折りの寿司屋。この店に、知人と飯を食べに行った、、、。久々の再会で旧交を温めた後、フト周囲を見渡すと、地元の人が多い。聞けば、この店の7割以上が香港人客とか。で、カウンターに、一人で定食か何かを食べる感じで、おまかせ料理を食べてるおばさんがいる。このおばさん、ほぼ毎日、ここに食べに来るようだ。寿司に刺し身、温かいご飯と味噌汁、これが定番とか。しかし、毎日の食費もバカにならないだろう。また、先日、深センで寿司で定評の店に行った。その際、カウンターでまだ20代前半と思われる女の子が、一人で豪華な刺し身、寿司を食べていた。「価格なんか気にしないで、食べたいものを注文する」、そんな感じだった。この子も、常連のようだ。香港のお店のおばさんも、深センの店の若い女の子も、お店にとっては、単価の高いものをどんどん注文する、とても有難い客なんだろう、、。老舗店の風景も、時代とともに変わってくる。
お店にとっては、中国人富裕層をいかに常連客にするか、ここがポイントなんだろう。