2016年末に退任する潘基文国連事務総長。その後任争いが活発になっているようだ、、、。現在立候補を表明してるのが8名。そのうち半分が女性とか。国連でも女性擁立の機運が高まっているようだ。ところで、この立候補者8名の出身国を見て、ちょっと驚いた。この8名のうちの半数が、旧ユーゴスラビアの人達。クロアチア、マケドニア、モンテネグロ、そしてスロベニア。それ以外にも、旧ユーゴの近隣のブルガリア、モルドバの出身者。ここまで、立候補者の出身国で偏りがあるのも珍しい。しかし、よく考えれば、その訳も何となくわかる。旧ユーゴと言えば、チトーを生んだ国だ。また、このへんの国々は、いろんな民族や宗教、政治が入り乱れた多国籍な地帯。今でも、民族間、宗教間に端を発した問題が起きている。そのため、国際的な括りで政治や経済を見るのに長けた人が多いのだろう、、。いずれにしろ、2017年以降、国連の指揮を取るのは誰だろう。
2017年以降、米国大統領がヒラリー、国連事務総長も女性。その可能性、大いにある。